家庭で出たごみをエネルギーとして利用するというのは、なかなかいいアイデアですよね。 最近考えるに、各家庭に小型の炉が一つあれば、いろんなことができそうです。 少なくとも、お湯を沸かせば調理・給湯・暖房などに使えますし、その蒸気を利用して発電だってできます。 問題はガスと固形物を一緒に燃やすことができる炉ができるかどうかというところかなあ。 焼却炉の設計って意外と難しいらしいですね。 生ごみなんかは、たい肥化してもいいですし、紙ごみはリサイクルに回せばさらにいいですね。 巡りめぐる生活 家庭ででたゴミをエネルギーとして再利用できる家具(写真ギャラリーあり) : ギズモード・ジャパン.
次世代バイオ燃料:藻類に期待、日本も産油国に? - 毎日jp(毎日新聞)
藻類から燃料を作る技術、10年以内に、1リットル100円以下にして、他の燃料と競合できるようにするのだそうです。 なんだかすごいですね。 藻類による燃料の製造は夢の技術かと思っていたのですが、予想以上に速いスピードで研究が進んでいます。 この技術でガソリンも作れるならば(作れるよね?)、電気自動車よりも、マツダのSkyActiveなどの高効率なガソリン車の方が将来性があるのかもしれない。 これが培養槽から逃げ出したら、その辺の水路が油まみれになるのかなあ。。。 次世代バイオ燃料:藻類に期待、日本も産油国に? - 毎日jp(毎日新聞).
おすすめの文献管理ソフト Mendeley 心理学者向けTIPSあり その3 - Under My Construction
これはすごく便利そうな感じです。 僕はほとんどWordを使わないんですが、Mendeleyで文献を管理していれば、執筆中の論文で引用した文献について、参考文献一覧を自動で作成してくれるそうです。 こんなのがフリーで使える時代なんですねえ。 おすすめの文献管理ソフト Mendeley 心理学者向けTIPSあり その3 - Under My Construction.
再生可能エネルギー100%地域会議(その2) : フライブルクから地球環境を考える〜村上 敦のエコ・エッセイ〜
再生可能エネルギー100%地域会議に関する一連のエントリー。 非常に興味深いです。 ドイツの現状に関しては、こういう話があります。 その他については、ぜひブログの記事を読んでください。 ロ)現在、ドイツの太陽光発電は設置量が18GWを超え、夏期の日中のピーク時には10GWを超える発電出力が系統に表れます。休日の電力消費量が小さなときには、日中、独全体の系統に太陽光発電の電力が30%を超えるときも散見され、とりわけ設置が集中するバイエルン州の南部では、系統の電力が100%以上太陽光だけで埋まってしまうこともあります。風力については、これ以上に厳しい事情を抱えているため、これまでにも、太陽光発電と風力発電については、系統の安定を脅かす場合に、遠隔操作で系統運営事業者が両発電を部分的に切り離す、いわゆる発電をストップして捨電することが、再生可能エネルギー法(フィードインタリフ)の定めで認められていました。ただし、系統運営事業者は、発電をしなかった分の捨電量についても、再生可能エネ発電者に対して固定買取価格の補償をしています。 引用元: 再生可能エネルギー100%地域会議(その2) : フライブルクから地球環境を考える〜村上 敦のエコ・エッセイ〜 .
地球の論点:原子力は推進すべきか
環境の世界には、伝説がいくつかあって、その時代に自分がいなかったことがとても悔やまれるときがある。 その一つに、Whole Earth Catalogというものがある。 よく分からないけれど、地球と共生するライフスタイルを提唱し、多くの支持を集めた雑誌だと聞いている。 その編集長、スチュアート・ブランドが70歳になって書いた本が、「地球の論点 現実的な環境主義者のマニフェスト」だ。 まだ3分の1しか読んでいないので、評価しづらいのだけれど、今の時点でのコメントを書いておこう。 「70歳にもなると、先行きが短すぎて、リスク評価が鈍くなるのかな」というのが、目次を見て少し読み始めたときの感想。 遺伝子組み換え植物や原子力を推進するだなんて、大丈夫かな、この人。 とまあ、そんな感じ。 ただ、僕自身が原子力を推進するかどうかという点に関しては、安全性とは関係がない次元から反対だという。 日本の原子力は、安全性を議論する資格がない。 うそばっかりで、ちゃんとした合意形成努力をしてこなかったからだ。 経産省や電力会社のせいで、数十年、原子力の普及が遅くなると言っても過言ではない。 彼らは「急がば回れ」という言葉を知らない。 原子力は危険だし、廃棄物の処理は長期間を要して大変だ。 それでも、気候変動のリスクを回避するために必要なのだというのなら、そういう考え方はありだ。 スチュアート・ブランドは、気候変動と比べると、核エネルギーの方が「悪の程度が低い」と主張する。 ここまで読むと、なるほどそういう考え方はありだなと納得する。 大前提としては、この社会のエネルギー依存度を下げられるものなら下げることは大事だと思う。 そのうえで、気候変動を避けるために、とれる手段はすべて動員すべきと言っているように思える。 ちなみに、彼は原子力は安全だと考えているようだが、チェルノブイリ以降にもう一度大きな事故が起これば、世界の原子力開発は止まるという関係者の発言も紹介している。 原著は福島の前に書かれたものだが、今、彼はなんというのか、インタビューを邦訳版につけてくれればよかったのにと思う。 話が少しずれた。 やっぱり、原子力は危険だ。 ただ、車も危険だけど、みんな使ってる。 大事なのは、原子力がどのくらい危険なのか、だ。 本来、原子力の推進に必要だったのは、「この便利だけど危険な技術を我々は導入したいのか」を徹底的に議論することだった。 それを怠ってきた今、日本の原子力は、段階的に止めるか、国民の不安を圧力で抑えて推進するか、開発が遅れるのを覚悟で信頼回復に努めるかの三択だ。 少なくとも僕は、正しい情報が共有されるならば、議論には参加したいと思う。 そして僕は、原子力のリスクよりも高くても高効率の機器を使いたいからその開発を進めようと発言したい。 スチュアート・ブランド(仙名紀訳)『地球の論点』英治出版、2011年
夜中におやつがたべたくなる@バンコク
チェンマイからの乗り継ぎで、バンコクにいます。
一時間くらいの乗り継ぎ時間だったのでばたばたでしたが、ここにきて飛行機の出発が遅れることに。
暇なのでぶらぶらしてると、なんだかわからないけど、おやつをいろいろ発見。
ちょうどバーツも余ってるしなあ、とついつい買いそうになります。
これから朝までのフライトなので、ここで食べたら寝れなくなる!とぐっとがまんしてます。
国際線の飛行機ってよく遅れる気がするなあ。
そうそう、空港で、セグウェイが走ってましたよ。
安定してるし、早いし。
いいですね。
日本でも使うといいのに。
フェアトレードコーヒーのお店
短いチェンマイ視察ももう終わりです
今日はチェンマイ郊外にあるフェアトレードコーヒーのお店を見にきました。
ランナカフェというお店です。日本のわかちあいプロジェクトが、メインのスポンサーみたいです。
(詳しくは帰ってから調査します)
こちらの主な輸出先はオーストラリアとアメリカ。
あちらごのみなのか、焙煎がエスプレッソ用で、かなり深煎りです。
日本ではうりにくいかなあ。
こちらではどこのコーヒーショップも豆屋も深煎りばかりです。
ラテみたいなのがおしゃれではやっているからかなあ。
ちなみにラテ一杯の値段はまちかどにある麺の屋台より少し高いぐらいから二杯分くらいの感じです。
豆の方はオーガニックのものだと日本よりちょい安くらいで、200グラム600円くらい。
いくらなんでも高いですよねえ。
そうそうこのあたりではアラビカ種にロブスタ種を掛け合わせたカティモールという品種が多いそうです。
タイ:暁の家
中野穂積さんが運営している高地民族の中高生を対象とした寮、暁の家に滞在しています。
チェンマイとチェンライの間にあります。
朝の五時半に起きて、掃除に朝食の用意とみんなよく働きます。
刺繍やミサンガづくりをするこどももいます。
運営の9割を日本からの寄付でまかなっているそうです。
日本の若者も少しずつ寄付をするようになってもらいたいなあと感じます。
お金を寄付することで、現地で活動する人に、行動の自由が与えられます。
臨機応変に動けるようになるということです。
それはさておき、ここはまち外れにあり、わりと便利なところです。
周りはたんぼなので、気持ちいい風が通り抜けていきます。
夕方になると蚊の大群がやってきますが、意外とさされません。
もうおなかいっぱいなのかな?
そうそうここには猫がたくさんと犬が四匹います。
チェンマイのフェアトレードショップ
タイの北部、チェンマイで30年前からフェアトレードに取り組んでいる団体のお店を見に行ってきました。
高地民族の手工芸品を多数取り扱っています。
ここは今まであまりなかった水色や緑の地に刺繍などを施した商品を取り扱っています。
非常に買いやすい価格のものから商品が揃っているので、なかなか楽しい店です。
特にビルマからの難民によるプロジェクト、weaveは手織りのマフラー?のようなものを作っていてなかなかいい感じです。
手触りがなめらかで、首に巻くと気持ちよさそう。
一方、ただ、売れるからといって、非常に雑な商品もあります。
形だけそれっぽくて、実際には使わなさそうなものですね。
すそ野を広げるためには多くのお客さんが買える値段で提供することはとても大事です。
けれど、どこまでなら品質をおとしていいのか。
そのラインは、団体の活動方針からつながってくるはずだ。
方針がはっきりしていないと、ずるずると妥協してしまう。
次回の訪問時はその辺りを中心に質問を作っていこう。
タイに行きます
空港に向かうバスでこれをかいています。
今日から日曜の
朝までタイの北部、チェンマイに行って来ます。
チェンマイはほぼ20年振り。
タイではフェアトレードの調査をしてきます。
と言っても今回は下調べみたいな位置づけで、今後の日程を決めるような位置づけです。
チェンマイにもいろんな人が関わっているので、ちょっと慎重に進めるつもりです。
それにしても、世界にはつい協力したくなる人達がたくさんいます。
でも、その全員に協力できないのも事実。
幸せっていろんな可能性を捨てて、一つの可能性を追うプロセスの中にあるんだろうって最近は思っています。
中国にも、タイにも、メキシコにも協力したい人がいます。
これから行く国々もたくさんいるでしょう。
僕もそろそろしっかりと協力する方々を見つけなければいけないですね。