六ヶ所村ラプソディーは結局まだ見てません。 てんつくまんの映画も見れてないしなあ・・・ 今、TOHOさんが不都合な真実を500円で上映しています。 昨日は仕事帰りに見て帰ろうなんて思ってたのですが、ころっと忘れていました。 やっぱり何でも手帳に書かないと、ですね。 その前の週には、知り合いのイベントに呼ばれていて、前売り券も買っていたのに、行くのをすっかり忘れていました。 前売り代が1000円と安かったからかもしれません。 出かける費用と前売りがむだになる費用(1000円)とを天秤にかけてしまいました。 これが3000円とかもっと高かったりしたら、「せっかく買ったのだから・・・」と思ったでしょうね。 すごく楽しみにしてたから、今思えば、どんなに忙しくてもいっとけばよかった。 不都合な真実の方は、2月4日、11日も上映しているそうなので、今週末こそナビオでみたいものです。
リサイクルのよしあしを考える会
YMOの改装も近づいてくるなか、30日にスローな勉強会第4回を開催します。 スローな勉強会第4回です。 今回は前回の話を少し発展させて、リサイクルをテーマにしています。 「リサイクルしてはいけない」って話もありますが、「よいリサイクル、悪いリサイクルってあるの?」という疑問に答える内容です。 タイトル:「よいリサイクルと悪いリサイクル」 日時:1月30日午後7時半より9時頃まで 場所:十三スペースYMO 参加費:1500円(カフェピトゥのドリンク1ドリンク付き) ご希望の方には食事も用意できます。 参加予定の方は僕までご連絡ください。 (当日参加も可能ですし、当日キャンセルも大丈夫です)
読者を意識して書くことは迎合じゃない
「環境問題の杞憂」という本を読んでいて、とても不快な気分になった。 なんだか、環境問題の重要性を否定しよう否定しようというベクトリに読めたからです。 しかし、この本が誰を対象に書かれているのかを考えると、本書のスタンスが納得できました。 本書は、環境問題の不安をとかくあおりがちなジャーナリストに釘を刺すとともに、いたずらに怖がってしまう一般の人にむけて書かれたものでした。 「分かってないジャーナリスト」と「むやみに怖がる大衆」というのがこの本を買うのかどうかはよく分からないのですが、まあ、そういう人に対しては、やっぱりパニックにはなってほしくないのでこれぐらいの冷静さは必要なのかもしれません。 (この本はまだ読んでいる途中なので評価はまた別でやります) 他山の石ではないですが、自分にむけて書かれていない本というのはやっぱり読みにくいものです。 ブログでも同じですが、ターゲットをちゃんと絞って文章を書かないと、せっかく書いても「青年の主張」に終わってしまうのでしょうね。 なんだか、反省しきりです。 来週金曜日、十三でイベントをやりますが、この呼びかけ文を最近書いています。 (http://ymo.blog.shinobi.jp/) そこでもやっぱり、誰にむけて書いているのか、分からなくなってしまいました。 てんつくマンや中村さんのことを知っている人だと、「てんつくマンと中村さんが来るよ」というだけで他の紹介はほとんどいらないでしょう。 二人を知らない人に、「来たい」と思わせるためにはなにが必要なんでしょうか。 こういう問いを持ったのは、「伝わる・揺さぶる!文章を書く」を読んだことがきっかけでした。 今まで、対象にむけて分かりやすく書く、内容を修正することは、どこか「迎合」という印象があったのですが、そもそも伝わらないと、自分の考えを実現することすらできないんですね。 なんだかすごく納得。 さて、そういう意味で、対象は誰なのか、改めて考えてみて分かったことは、今僕たちが伝えたいのは、「今まで興味があったけど、こういう会合に来たことがない人」なんだってことです。 彼らにどういう言葉を伝えれば来てくれるのか、どんな工夫が考えられるのでしょう。
ごみ問題への関心は高いけど、時間が必要ですね
レジ袋は有料がいいのかどうかなど、賛否相半ばするごみ問題に関する情報。 本質さえ押さえておけば、右往左往しないですみます。 今日は今年最初のセミナー。 ごみ問題を持続可能性という観点から解説しました。 持続可能性と循環型社会、ごみ問題というのは、つながるようで分かりにくい考えです。 それを、メモなし・レジュメなしで解説しました。 持続可能性の観点からごみ問題の対策を考えると、重要なのは個人の行動が企業や行政にフィードバックされていくような行動なのかどうかという点が重要になります。 その理由や、事例などについてゆっくりと話をしました。 さすがに参加者は、Cafe Piwtuの二人を含めて8人でしたが、その分濃い話になりました。 次回は30日です。 そうそう、明日にでも詳細を書けると思いますが、来週、てんつくまんがYMOでイベントやります。 スロービジネススクールのコーチョー、中村隆市氏との六ヶ所村の再処理工場関係のトークライブです。 わりと少ない人数でやるので、会場からの質問を取り入れながらの話になりそうです。
新年最初の勉強会は「ごみ」!
みなさま、明けましておめでとうございます。 昨年から続けているスローな勉強会、いよいよ、ごみ問題をテーマに取り上げます。 なぜいよいよなのか? ごみ問題は僕の専門なのです。 専門家の話といえば、データや専門用語満載ですごく難しいものになりがちです。 実際、僕もそういうレベルで話したいこともたくさんあります。 でも、この会は、メモをとらずに話を聞くのが目的です。 それでも後に残るおもしろい話をいかにしていくことができるのかが課題です。 勉強会での工夫と詳細は以下のとおりです。 勉強会で考えている工夫は、新しいデータや概念を紹介することで「勉強した気」にはなってもらわないことです。 じっくり話すことで、自分の中にある答えに気づいてもらいます。 そのために簡単なワークショップ形式を取り入れて、参加者同士の話し合いの時間(全体での発表ではないのでご安心を)を持ったりもします。 身近なごみへの気づきを持ってもらうために、自分たちの出したごみにまつわる費用を考えたり、そもそも必要なものだったのかなあということを考えたりしていきます。 そういうなかで、ごみに対する自分の生活の中でのマヒに気づいてもらいます。 普段からなにが必要なごみで、なにが不要なごみなのかに気づけば、自然にごみは減っていきます。 勉強をするときに大事なことは、そこで考えたことをどうやって他の人にも広めていくかということです。 僕たちはマイ箸プロジェクトを推進していて、自分たちでオリジナルの箸も作っています。 その紹介などをとおして、「ひろげること」も考えてもらいます。 勉強会の詳細: 日時:2007年1月9日午後7時半から9時過ぎまで 場所:スペースYMO (阪急十三西口を出てフレンドリーストリートを通って約7分。) 住 所:〒532-0028 大阪府淀川区十三元今里2-5-17 申 込:坂田までメールください。 (当日連絡:06-7503-7392) ※申し込みは人数把握のためですので、当日急に時間が空いた方は飛び込みでご参加ください。 多少遅れても構いません。 申し込み下さった方で、都合で参加できなくなった場合、上記までお電話いただけると助かります。 参加費:1500円(Cafe Pitwuのワンドリンク券付き) 学割あり(学生証の提示で1000円)
サイトの刷新
デザインの勉強って難しいなあと思いながら、試行錯誤しているこのサイトのデザイン、少し変えてみました。 今日おもに変えたのは、右側のメニューパネルのデザインとカテゴリの統廃合です。 メリハリを付けるために、全体的に色を減らし、本文に先に目がいくようにしました。 カテゴリもだいぶ整理して、スローな生き方や経済、環境政策に関するエッセイぽい長めの文章を公開するためのカテゴリも作ってみました。 ほんとうは、こういうのは新しいブログを作ってやった方がいいのかもしれませんが、せっかくなので同じ場所で公開予定です。 年末年始のうちに、メニューバーを変える予定。 いろいろなサイトに、CSSで作れるドロップダウンメニューがあるのでそれを参考にして実装してみるつもりです。 デザイン関係はほんと素人なのでおすすめのサイトがあればどなたか教えてくださいね。
宝塚でラーメンを食べる
おいしいラーメンはスローフードになりうる。 スローフードの定義はいろいろあるが、「ちゃんとした素材を使った日常食」や「身近な場所にあるレストランや食堂」もスローフードになる。 そう考えると、近所のラーメン屋もスローフードのリストにいれられる。 宝塚駅周辺は女の町で、男物の普段着を手に入れることはほぼ不可能だ。 なにやら男子禁制という雰囲気すらあるこの町で、男の食い物のようなイメージもあるラーメンを探すのはとても難しい。 パスタ屋を探す方が簡単だし、サンドイッチのお店はなぜか結構ある。 駅から歩ける範囲だと、地下食堂街の「札幌ラーメン」と他2軒に加えて、川向こうの「ラーメン工房あ」ぐらいしか思いつかない。 僕が気に入っているのは川向こうの「あ」ラーメン。 「ラーメン工房あ」は、麺・スープ・焼豚にこだわりを持っている。 あっさり系のとんこつは、メニューにも、まずこれを食べてくださいというふうにすすめられている。 自慢するだけあって、とてもおいしい。 麺は細めで歯ごたえがかすかに残るようにゆで上げられていて、厚めに切られた焼豚がのっている。 ハムと見まごうチャーシューが横行する中で、ていねいに作られた焼豚はこれだけでも来る価値がある。 今日は、その「あ」ラーメンに、吹雪の中、担々麺を食べにいった。 朝起きたときからラーメンが食いたいモードだった。 ちょうど相方と意見が一致したので、昼過ぎに出かけていった。 家からだと20分弱で、駅からだと10分弱だ。 ちょうど猛吹雪だったが、これから食べる担々麺であったまろうというもくろみがあったので、寒さも苦にならない。 店についてメニューを見ると、担々麺がなぜかメニューに入っていない。 もしやなくなったのかと思って尋ねると、「用意できます」とのことだ。 用意できるけどメニューにないというのは、うわさの「隠しメニュー」になったのかとちょっと得した気分になった。 ここの担々麺は、赤くない。 しかも、肉味噌はない。 肉味噌の代わりにのっているのが、自慢の焼豚。 醤油がベースのタレでとろとろになるまで煮込んであるから、箸で下手につかもうとすると、とろりほろりと崩れる。 それでも噛むとブタの繊維はちゃんと歯ごたえとして残っていて、肉の味もしっかりしている。 もちろん、焼豚はスープに沈んでいるからすぐには見えない。 最初は、まずシラガネギが目につく。 そして、スープの色は、黒だ。 茶色が濃くなったような黒で、味噌の色でも黒ごまペースとそのままの色でもない。 両者が混ざり合ったような色だ。 レンゲですくうと、とろみがあって、味も濃い。 なんの味か正直よく分からないけれども、ダシの味と(たぶん)テンメンジャンなどの甘味噌系の味、その他いろいろ。 しっかりしたスープだが、麺を食べるのを忘れてついついスープを飲んでしまい、気づいたらすっかり麺が露出していた。 この辺りでようやく寒さにふるえていた体も暖まり人心地ついた感じがある。 そこで、焼豚に手を伸ばし、そのあとで麺を食べ、またスープをすする。 辛さは、それほどでもない。 スープを半分ぐらい飲んだあたりで、「そういえば辛いな・・・」と辛さにきづいてから、徐々に耐え難い辛みを感じはじめる。 舌の上に辛さが蓄積した感じの辛さだ。 「あ」ラーメンは他のメニューも含めて、素材はいい味を出すためにこだわり抜いていると言っている。 焼豚への気合いの入り方を見ても、手間も惜しんでいない。 惜しいのは、チェーン展開をしようとしているところ。 (すでに北摂〜西宮近辺で4店舗ある) そのためか、ホールのスタッフがバイトっぽいのが多いのがちょっと残念。 スタッフの愛想は悪くないのだけれども、次来たときは違う人が接客してるやろなーって思ってしまう。 まあ、店舗が広いからしょうがないかな。 とりあえず、宝塚で洋風の食べ物に飽きたら、ぜひここはおすすめ。 トッピング追加しても一人1000円前後で足りる。
スロービジネススクール、今年の一年
「学校なんだけど、校舎はなくて、日常の授業もないんだ。学生は全国どこにいても学生になれる、外国にいても構わないし外国人でも構わない。年間に3回くらい西日本とか、関東とか、東北とか、場所を変えて合宿をするんだ。そこに、スロービジネスの本質を語れる講師にも参加してもらう。」 そんな中村隆市さんの言葉に応えて生まれた団体がスロービジネススクールです。 そろそろ設立後3年を迎えようとしています。 僕は二年目からの参加なので、入学して2年が経とうとしています。 最初は、中村さんの会社「ウィンドファーム」の社員が事務局をつとめていたのですが、今年はスクール専属の職員を1.5人雇用することができ、じょじょに体制が整ってきました。 今日はお風呂がわくのを待っている間に、スロービジネススクールの紹介を兼ねて今年の総括をしておきます。 スロービジネススクールの一番の特徴は、たくさんの仲間にであえることです。 せっかく仕事をするんだから世の中のためになる仕事がしたいと考えることは自然なことです。 今まで意外と仕事を通じて社会を変えることができるか考えることは一般的ではありませんでした。 関心を持つ人は、仕事の意味を考えているのは自分だけなんだろうかという孤立感を抱きながら、誰にも相談できないという状態でした。 スロービジネススクールに入ると、「なんだ同じこと考えている人、いっぱいいるんだ」って思えます。 こうやってできた仲間とともに実際にビジネスを体験していくことができるというのが第二の特徴です。 もともと商品を安く卸してもらえるので、自分の店やイベントで販売することなどは設立当初から可能でした。 今年はさらに、みんなで作ったお店「膳(Zen)」がオープンしました。 僕にとっての今年は、この動きにどっぷりとはまった一年でした。 どこの組織でも同じなんだと思いますが、圧倒的にコーディネータはもとより組織運営のための仕事をする人が少なく、一度仕事を始めると次から次へとやらなければならないことが見えてきて、いろいろと仕事をすることになりました。 でも、何か一つ仕事をすると、スクールが一つ前に進むという実感は確実にありました。 それでまた次の仕事をしたくなる・・・とこんな流れでしょうか。 本格的にビジネスを始めるかどうかは別にして、非常に小さなリスクで商売の体験をすることができ、同時に世界がよくなっていく手助けができる、そういう仕組みが少しずつ形になりつつあるなと感じています。 事務局長の矢野さんの話で印象的なことがありました。 一緒にイベントに出かけていって、カフェで朝ご飯を食べていたときのことです。 その店のコーヒーを飲んで、一言。 「うーん、やっぱりうちのコーヒーはおいしいですねえ」 (その店のコーヒーは、スロービジネススクールで扱っているコーヒーではありませんでした。) 飲み比べて初めて分かる良さなのかも知れません。 自分の売っている商品を、こんなふうに、客観的に「いい」と評価できる人、会社って世の中にどれぐらいあるんでしょうね。 来年は矢野さんを中心に、もっともっといろいろな楽しいことを進めていく予定です。 新しい学生も2月頃に募集する予定です。
スローな勉強会のレポート
大阪、十三のYMOで開催しているスローな勉強会、第二回目の感想を参加者の方が書いてくれました。 →a la familleのおいしい記憶 (そういえば、僕の顔がインターネットに公開されるのってすごく珍しいんじゃないかな?) 次回は1月9日、「ごみ問題への入門」がテーマです。 勉強会なのに癒しの時間・・・こんなふうに言ってもらえるといいですね。 スローな勉強会が目指すのはまさにこういう時間です。 外部から大量の情報が来る日々で、情報を入力しないといけないという感覚が自然に染み付いていると思います。 それはそれでかまわないのですが、この情報って目や耳だけの情報になりがちです。 スローな勉強会では、話を聞きながら場の雰囲気に溶け込むことで、五感、六感を刺激していければと思っています。 まだ準備できてないんですが、アロマかお香も焚きたいなと思っています。 コーヒーの香りを邪魔しないアロマを探しています。 いいのないかな? ゆっくりと話を聞くことで、いつの間にか情報を入力していたはずなのに、スローな勉強会で話を聞いていると自分のうちにある思いや答えが表に出てきます。 癒しというのは、外からのエネルギーだけじゃなくて、自分自身の内側にあるエネルギーに気づくことなんだと思っています。 今までいろんな勉強や経験をした大人ならなおさらですし、若い学生でも話を聞くことで初心に帰ることができると思います。 じゃあ、話は何でもいいのか?というと、そこはいちおう環境問題がテーマなので、環境問題、持続可能性、スローライフなどの話をします。 これは、そういう話を聞くことで、自分の中にあるさまざまな断片がつながりあって一つの形を作り、思いになっていく手伝いができると考えているからです。 大学の(ある意味学生が強制的に参加する)クラスではなかなかこういうのって難しいんですが、ほんとうの勉強というのは、こういうスローな勉強がベースになるべきじゃないかなって思います。
パソコンが壊れた・・・人のあたたかさ
MacBookが壊れました。先日からあった突然電源が切れる問題が、急に激しくなってしまいました。 作業中にいきなり電源がぶつっと切れるので作業も何もあったものではありません。 考えてみれば、光学ドライブ(DVD)も買って2ヶ月ほどで故障して使えないまま。 こんなオンボロ、捨てたるわ!という気にもなりましたが、いちおう修理に出してみることにしました。 パソコンって壊れるとすごく困るもので、一日でも使えないとすごくいらいらしますね。 正直、心斎橋にあるアップルストアのジニアスバーに行って、30分待ちと言われたときには、「返金してくれへんかな?」と言う準備までしてしまいました。 でも、ジニアスバーのカウンターで担当の方と一言話すとそんな気分はあっさりと消えてしまいました。 僕の説明を聞いて、うんうんとうなずき、適切なアドバイスをくれます。 しかも、DVDドライブの問題は再現しなかったのですが、症状を詳しく話すと理解してくれました。 こういうのを聞くと、どこか遠くのサポートセンターの電話につながって、マニュアルどおりの説明を聞かされるのと180度印象が違いますね。 やっぱりサポートって大事だと思います。 ちなみに、ロジックボード、光学ドライブ、キーボードを無償交換にしてくれました。 治って帰ってくるのが楽しみ。