Nucleusバージョンアップ

遅ればせながら、ってかんじですが、このサイトで使用しているNucleusというツールをバージョンアップ。 編集画面が妙にでかい気がしますが、通常のページは、以前と全く変わらない見栄えです。 (まあ、変わったら困りますね) ついでに、うまく動いていなかったトラックバックもプラグインを入れ替えて動くようになったように見えます。 これでサーバーメンテナンスとWebのメンテナンスが完了して、とりあえずのんびり出来ます。

美浜原子力発電所の事故

原発の問題は難しいように見えて実はシンプルだ。 原子力技術が安全なのかどうかという問題以前に、それを絶対に安全だという人々のことを一般の人が信用できないってことだ。 障害時の対応がきちんと出来ている、問題が起こったらきちんと報告する。 そう言っている人のことが信用できないってことだ。 まず原発にはどれだけのリスクがあって、事故や小規模な問題がどれだけ起こっているのか。 それを公開して欲しい。 そのうえで、「原発はこれだけのリスクがある。それでも我々は原発が必要だと思う。賛同してくれないか?」と国民に問うべきだ。 それをしないで、我々が支払っている電気代や税金から原子力推進のキャンペーンをタレントを起用して実施すること。 それが問題だということだ。 いずれにしても、今回の問題は業務上過失致死ではなく、殺人罪だろう。 なんとなく、今まで作業着来たこともなさそうな関電の社長が作業着を着ていたのにも不信感が募る。 僕だって電気はたくさん使っている。 だから、原子力関係者を信頼させて欲しいと思っている。 そうすれば、少なくとも僕は原子力発電所を現在使っていることそのものは批判しない。

環境経済学サポートページ

いちおう、前期が終わったので、環境経済学のサポートページをこっそり作成。 実際には夏休み明けから稼働する予定。 ここです! 今は中身がほとんどないのですが、少しずつ充実させていく予定です。 ちなみに、Wikiの実装の一つであるhikiで作成しました。

休みじゃないんやけど

なんだか、仕事をする気にもなれないので、S師がやってた タイプ別性格判断をやってみた。 僕はENFP型らしい。 なんとなく、テストの採点が終わり、事務が夏休みで休んでいるとこっちも夏休み気分になってしまう。 仕事は山ほどあるんやけど、天気があまりにもいい。 今日はよく晴れていて、川ではカワウが両方の翼を広げて羽を乾かしている姿がある。 向こう岸からは蝉の声。 クマゼミのようだ。 風はさわやかで、湿気をあまり含んでおらず、ひんやりとしている。 こんな状態で仕事できると思います? 当然、遊びに行きたくなりますね。 海行きたい! ま、こんな感じで「今日も仕事がすすまないなあ」と思っていたのですが、よく考えたらまだ朝の8時半でした。 ぼちぼちと仕事を仕上げますか。

石垣島と小浜島、与那国島

先週末、八重山地方の石垣、小浜、与那国島を訪問しました。 八重山地方を鹿児島県の奄美地方と比べると、何となく「異国」情緒を感じます。 一言で言えば、明るさが日本じゃない感じです。奄美の場合はどちらかといえば、暗い雰囲気があり、日本に似ています。 それ以外の部分は、奄美と八重山は、外の人間から見ればほとんど同じように見えるのですが、明るさが南に行くにつれて明るくなっていくようです。 「明るさ」というのは何か?ということですが、空の明るさです。 南国というと、底抜けに明るい空をイメージする人が多いと思うのですが、その明るさが奄美と石垣は違うと思います。 そういえば、奄美と沖縄では「島唄が違う」って奄美で聞いたことがあります。 奄美の方が少し音色が暗いのだそうです。 もちろん、八重山の中でも各島ごとに個性があり、一言ではくくれないものがあります。 言えるのは、八重山ではスローライフとかスローカフェといった「スロー」な動きに出会う確率が高いことです。 今回は、与那国島でカフェを見つけましたし、石垣でもすごくいいカフェバーを見つけました。 与那国のものは外の人がやっているのですが、石垣の場合は、地元の若者(30前後?)がやっています。 今までは、素の沖縄が癒しってことで喜ばれていたのですが、それだけではない新しい動きだと思います。 沖縄に都会を持って行くのでもなく、伝統そのままでもない。 伝統を現代の感性で問い直す、それが「スロー」な動きかなあと思っています。 ・・・お店の名前、忘れてしまいました。 ま、行けば分かると思います。石垣の方は、スーパーホテルと繁華街の間辺りにあるガラス張りのカフェです。 与那国の方は、取材拒否の店なので秘密です。 そうそう、与那国で、ぶらぶらと港の辺りを散歩していると、ウミガメがぷかーっと浮いてました。 連れが思わず、 「亀や!」 って叫んだら、さっさと潜っていってしまいました。 もうちょっと見てたかったなあ。

かっこいい!

これはまじで欲しいですねえ。 でも僕は、平民だから士官用でなくてもよくて、一般兵用でもいいな。 6万5千円か スーツ並みと思えばまあいいのかな。 でも、マスクは?

ecofirm.comは管理中

ただいま、ecofirm.comのホスティングが切り替え時期になっています。 「この際やから」と思ってちょっと早いサーバーに変えました。 その結果、Rubyを使っているページが動かなくなっています。 原因は新しいサーバーにRubyがはいっていないからです。 どうしたらいいか、ホスティング会社の方と相談中です。 まあ、正直スクリプト言語は何でもいいんですが、せっかく動いているプログラムをわざわざ違うものに入れ替えるのもなんですから、Ruby入れてくれるとありがたいなあ。 現在影響が出ているのは、みんなの日記と坂田のWikiです。 これらについてはエラーが出ていても気にしないでください。

台風10号が来てますね

今年は季節はずれの台風が多いようです。 おまけに、今度の台風はコースも変だといいますね。 どうなってしまったんでしょうか。 こんなに台風のことが気になるのは、明日(31日)からまた石垣、与那国に調査に行くからです。 あちらは台風は関係なさそうですが、飛行機が飛び立てなければ、向こうの青い空を想像しながら、空港でぼーっと時を過ごすことになってしまいます。 実は、前回行ったとき(7月初頭)も台風来てました。 あのときは、石垣直撃だったのですが、今回は大阪周辺に。。。 そういえば、去年は5月の台風で屋久島に閉じこめられかけたり、その後で2日間屋久島に閉じこめられたり、結構台風には泣かされてます。 雨男じゃなくて、台風男っているのでしょうか? そして僕はちょっとだけ、そういう人なのでしょうか。 離島で仕事ってこれからも多いと思うので、それだけはやめて欲しいです。

世界で異常気象が頻発!

昨日(2004年7月26日)の日経新聞の夕刊の1面は世界の異常気象地図でした。米国西部では連年の干ばつだそうですね。 また、別のニュースではバングラデシュでは15年ぶりの大洪水、インドでは大雨で両者合わせて1000人以上が死亡したと伝えられています。 日本でも集中豪雨はとどまるところを知らずという感じで、昨日は北海道で大雨だったそうです。 ほんとうにこの異常気象はいったいなんなんでしょうね。 そして、「今年は暑いねえ」といいながらネクタイを締めて上着を着て通勤するサラリーマン達。 彼らのためにどれだけ冷房を強めなければならないか、本当に分かってるんでしょうか? スーツを着ないやつは常識がないっていうけど、地球環境のことを考えないやつの方が常識がないって思ってしまいます。 少なくとも、スーツを着てない人の悪口を言わないで欲しいし、相手に要求しないで欲しい。 ついでに、冷房も弱めにして欲しい。 いつも思うけど、災害とか環境問題って日常生活から考えると遠い話ですね。 どうやったらもっとみんな真剣に考えられるんでしょうか。 それともやっぱりどれだけお金がかかっても一般人は環境のことなんか意識しないけど環境がどんどん良くなっていくような社会システムの方が重要なんでしょうかね。 経済学者としてはむしろこちらを考える方が簡単ではありますが、なんとなくそういう社会って怖いし、おもしろくない気がします。 すべて行政任せ、他人任せですし、少し行き過ぎると、「お上のやることにすべて任せておけ。逆らうんじゃない」って言われる社会になってしまいますから。

農産物を裏付けにした貨幣が誕生!

ふつうの地域通貨は、じっさいのところは紙くずで、みんなが価値があると思っているからこそ商品やサービスと交換できる。 実はこれは日本の紙幣も同じで、みんなが価値があると思わなくなると、これもまた紙くずになってしまう。 昔の紙幣はこうではなくて、発行された紙幣と同額の金が国の金庫にちゃんとしまわれていたわけだ。 今回の岩手県の湯田町と沢内村での取り組みは、ちゃんと発行された紙幣に相当する価値があるモノが用意されている。 それは、「わらび」。 この地方ではだいたい年間20万円分のわらびが収穫できるだけの畑を用意して、紙幣の裏付けにしていくのだそうだ。 だいたい、温泉にはいるのは、200わらびで、100わらびは100円に相当するわらびと交換できる。 しかし、100円分のわらびってどれくらいなんでしょうね? も一つ、わらびって畑で作るもんなんだって初めて知りました。 その辺の土手にわざわざ探しに行って採ってきて売るのかと思いましたが、さすがにそんな不効率なことはしないんでしょうね。 いずれにしても、日本の円ですらできないことをやってのけるというこの試み、果たして成功するでしょうか? 基本的に地域通貨が成功するかどうかの基準は、「運営サイドが楽しめたかどうか」で判断すべきだと僕は思っています。 みんなそれなりに暮らせてる地域で何かプロジェクトをやったとします。 そこに、お客さんがいっぱいきても、お金がいっぱい儲かっても、楽しくなければやる価値ってあんまりないですよ。 それよりも、「おもろかったなー。もう少し続けようか。」とか「またなんかやろうなー。」っていう雰囲気が街に出来ることが重要。 そう考えると、この取り組み、わらびと交換できるというポイントに経済学者としては目が向きますが、実際にはもう少し運営体制なんかをみたくなりますね。 朝日新聞7月24日: 温泉入浴「200わらび」なり 岩手・西和賀地域通貨