大友克洋

遅ればせながら、スチームボーイを見ました。 帰りの車の中で大友克洋の作品について語っていたら、相方が実はアキラを読んでいなかったことが判明。 ビデオは何回か見たらしい。 仕方ないので、帰り道、本屋さんに寄って、買いました。 フルカラー版、全6冊。 家に帰って、ぼちぼち読み始めて、読み終わったのが朝の6時。 持続可能な社会が理想だと思いながら、アキラの世界観に惹かれるのはなぜでしょうね。 みんなが前向きだからでしょうか。 それとも、何かの未来を予感させるからでしょうか?

ふと環境のことを考えてみる

なんていえばいいのかな? 「俺は環境保護主義者だ!」とか、「私は環境保護主義者である!」とかって肩肘張ると疲れてしまいます。 だけど、Webでは、いちおう環境っていうことをテーマにしているのでそういう感じの話がどうしても多くなってしまいます。 ほんとうはいろんな話がしたくて、実際いろんな話を日常ではしているのですが、なんとなくWeb上では少しサイトのテーマにあった自分を演出してしまう、そんな感じです。 エコロジストでいこうの運営者も、結構環境問題のことを考えている方のようです。 でも、なんとなく趣味というか興味の広さも感じます。 例えばテーマは、打ち水、自転車通勤、石けん作り、アウトドアと、いろんなものが取り上げられています。 この辺り、単なる環境保護主義者というよりは、まず一人の社会人・生活者なんだっていうイメージが伝わってきます。 実際、「環境」っていうのはものすごく広い概念で、身の回りのことに目を向けて生活しているだけで「環境のことをよく考えて生活している」と言えてしまうかも知れません。 だから、それだけに自分はこれだけは特に大事だと思うっていうポイントが重要になってくると思います。 上記サイトの運営者の場合には、「エコロジストでいこう」というタイトルからも分かるように、一番重要なのは、環境について関心を持つこと、だからちょっと考えてみませんか?という呼びかけ的なスタンスを重視しているのでしょう。 「ややこしいことないから、こっちにおいでよ」 って、呼びかけているような感じ。 僕の場合には、他人に呼びかけもしますが、生活自体、そんなにエコロジストでもない気がします。なまじ知識があるだけに、反省点も多いと言いますか。 勉強すればするほど、僕はエコロジストだって言いにくくなってしまいます。 まだまだ修行不足です。

Nucleusの動作

このページを作っているツールである、Nucleusでトラックバックという機能がうまく動いてませんでしたが、プラグインを入れ直したところ、無事動くようになりました。 良かった良かった。 ちなみにトラックバックというのは、他のページを見ていて、おもしろいと思ったらそれを参考にして書くことってあると思います。 そういうときに、作者にも「参考にしましたよ」って伝えたいときがあります。 でも、知らない人にメールを書くのは・・・とか、「参考にしたよ。具体的には、ページを参照」とかメール書くのも面倒です。 そんなときにボタン一発でお知らせできるのがトラックバックです。 トラックバックの便利なのは、参考にしたことがページの作者だけでなく、ページを訪れた人にも分かる点です。 最初のページを見た人が、そのトラックバックをたどって関連する記事を見て、また別のところにたどっていって、とかいう風にページ同士がつながっていくことも期待されています。 というわけで、ようやく僕のページも他のとつながるようになりました。

環境問題は重要なのかどうか

仕事で環境経済学に関する文章を書いています。 そこで環境問題とは?なぜ重要なのか?なぜ環境に配慮して行動しなければならないのか?という部分にさしかかりました。 本当に、なぜなんでしょうねえ。 頭で考えれば、環境に配慮して行動しなければ地球が持たなくて、今のような暮らしをずっと続けることが無理なことは分かります。 だけど、それはそうなったときのことではないでしょうか。 今は幸せに暮らせてるんだからそれでいいじゃないですか? とか、言われると、ぐっと言葉に詰まってしまいます。 Ecosearch-Blogのニュースで知ったのですが、環境省が「ふたりで始める『環のくらし』」という冊子を配るらしい。温暖化対策を家庭(特に新婚家庭)で進めて欲しいという思いで作ったものです。 でも、たぶんこれがまともに伝わるのはもともと環境問題に関心がある人だけ。 僕たちは今の快適な暮らしをするために、食うや食わずの生活をしている途上国の人たちが作ってくれる安い製品に頼っています。 僕たちがいつでも(食べ残せるぐらい)食べ物があるようにするために、飢えに苦しんでいる国から食料をたくさん買っています。 ちょっと体調が悪いときに病院に行って先生を忙しくさせて、救急患者に対応仕切れなくても気にしません。 電車で座っているときに、目の前にお年寄りが来ても頼まれない限り席をゆずりません。 電車でうっとうしい顔をされても、携帯で話すのをやめません。 今、海外で戦争が起こっていても別に気にはしていません。 なのに、なぜ環境のことだけ考えなければいけないのでしょう。 僕はこういう疑問にストレートに答えられる言葉を持っていません。 なんだか、まだまだ修行不足です。 ちなみに、今書いているのは来年春頃には完成するかなあ。楽しみに待っててください。 (誰に言ってる?)

自然のおいしさと酵母エキス

水曜から調査で熊本・鹿児島に行ってきました。 今回は、有機農業に取り組んでいる鹿児島県吉田町の大薗氏を訪問しました。 ここでは、いつもいろんな野菜を食べさせてもらって、そのうまさに感動します。 やっぱり、(1)とりたて(2)安全(3)しっかりした土という条件を満たした野菜っていうのは本当においしいです。 大薗さんの場合にはさらに、有機で育てていまして、健康な野菜だと虫が付きにくいので薬を使わなくていいんだとおっしゃっていました。 こういう野菜を食べると、僕のような都会育ちの人間にとっては、「いままで食べてた野菜はなんやったんやろ?」と目から鱗が落ちる思いです。 おいしい野菜とか、おいしい魚、肉を買って自分で調理できるときは良いのですが、やっぱり加工食品・総菜・調味料を買うこともあります。 そんなときに一番気にするのが、化学調味料の添加の有無です。 化学調味料って要するには「うま味」を凝縮したもので、これを料理に加えると料理に劇的にうま味が加わります。 ただ、最近は科学的に合成した調味料は嫌だという風に敬遠されており、名前も、アミノ酸と表記されることが多いようです。 一方で、「化学調味料無添加」の商品も増えており、以前よりアミノ酸の入っていない食品を入手することが容易になっています。 しかし、これらの調味料で気になるのが「酵母エキス」というものです。 基本的には微生物により食材を発酵させてうま味成分を科学的に抽出したものらしいです。 うーん、てことは、化学調味料と同じでは?という気がします。 しかも、酵母エキスは「食品」に分類されており、「添加物」には分類されておりません。よって、これをいくら使っていても、「無添加」って表示できることになります。 無添加とか、自然食品っていうのはやっぱり、醤油・みりん・酒・だし(昆布、鰹節、干し椎茸など)の伝統的な食材を使ったものではないでしょうか。 そういう消費者の気持ちを無視して、業界の都合を優先した表示基準と言わざるを得ないと思います。 これからは、もっと消費者の視点に立った表示基準が作られる必要があると思います。 そのためには、これはおかしいって発言する必要があります。僕自身、もう少し調べてみようとおもっておりますので、今は問題を提起する程度にとどめておきます。 参考: 酵母エキス(突撃実験室)

祝!誕生日

誰も知らないと思うので、自分で宣言しとこう。 18日です。 何歳になったかと言えば、今年はぞろ目の年です。 そういえば、初めて鹿児島に行ったときには僕はまだ27才でした。 気づけば最初のゼミ生はそれぐらいになってるのかな? うーん、やっぱり鹿児島って長かったな。 思い出がいっぱいあります。 今年もなんかおもろいことやりたいなあ。 とりあえず、「今日のエコ」は、極力週に4回は追加したいと思ってます。 (しょぼい内容でも、とりあえず更新だけは)

ナマケモノ倶楽部

ナマケモノ倶楽部って知ってますか? 僕も所属しているNPOなんですが、とりあえず、「ナマケる」ことを目指して独特な活動をしている団体です。 例えば、100万人のキャンドルナイトとかの仕掛け人だったり、スローライフの旗手である方がいらっしゃったり(主催者)する団体です。 ナマケるって何かといえば、ぼーっと過ごしたり、のんびりすることではありません。 ナマケモノみたいに、電気などのエネルギーを極力使わない暮らしをしようってことです。 ときどきはろうそくの明かりでご飯を食べてみたり、車に乗らずに歩いてみたり、すいとうを持ち歩いたり、そんな活動をしている団体です。 参加するのもとても簡単で、会費は月に300円です。 (郵便局から勝手に引き落としてくれます) エコなことがしたいってことであれば、参加してみてはどうでしょうか? と言っても、入会しても何かしないと行けないってことはありません。 ときどき会報が届くのでそれを眺めているだけでも十分に楽しいですよ。

○さつまぐらしー生活:交通(1)市内の交通

●鹿児島市内の交通 鹿児島市は、平地と山で構成されている。 山と云っても緑は奥の方に行かないともうなくて、市の中心部に近い方はほとんどが住宅地になっている。 鹿児島市内の交通という場合、この平地部分だけを移動するのか、住宅地から中心部に向かうのかということは大きな違いがある。 なんと言っても、鹿児島市の平地部分には市電が走っており、本数も最低でも10分に一本はあるようで非常に便利だ。 市電の駅は通称、「電停(でんてい)」と呼ばれていて、僕のような外からの人間が、 「路面電車の駅はどこですか?」 とか聞くと、 「ああ、市電の電停はねえ・・・」 町の人ならこんな感じでいちいち言い換えてくれたりする。別に間違っていることを指摘する風でもなく、親切でもなく、ただそういう呼び方が普通のようだ。 それから、市内から北(姶良とか、霧島)や南(指宿・枕崎)、北西(伊集院とか、川内、水俣方面)に行く場合には、JRが走っていて、これまたなかなかの使い勝手で、結構好きだ。 ●長い路線バス 一方で、住宅地と中心部を結ぶ路線が便利かどうかという問題はひとえにその住宅地の人口が多いか少ないかにかかっているようだ。 本数が少ない場合でも、鹿児島市内をターミナルにして、結構遠くまで路線バスが通っているから便利なことは便利だ。 鹿児島のバスが乗りにくいと感じるのは、行き先がわかりにくいことだ。 多くのバスが、ある住宅地から鹿児島市内を抜けてもう一つの住宅地に向かっているようなのだ。だから、初めてバスに乗るときには、そのバスがどこに行くのかよく分からない。バスターミナルも結構複雑で、初心者には不親切きわまりない。 旅行者や初心者にとっては、行き先や乗り場がわかりにくいという問題があるのだが、通勤・通学に使う人にとっての悩みは終バスが早いことがある。 多くのバスは10時過ぎにはなくなってしまう。 その後は、タクシーで帰るしかない。 僕の住んでいた吉田というのは、鹿児島市からほんの数キロ離れた場所だったが、バスの本数は1時間に2〜3本で、終バスは8時半という有様だった。 実際に利用してみて分かるのは、本数が少ないのはそんなに気にならない。(もちろん、1日に2本とかならつらいと思う) 気になるのは、やはり始発と最終の時間だ。 始発の時間は学生がいるので結構早いのだが、最終も早い。 ちょっと飲みに行こうかな?という気を萎えさせてしまうぐらいの早さだ。 ●市民の足は便利か? 市バスも含めた交通ネットワークは、市民の足という意味では、まだまだだ。 やっぱり、自家用車になってしまうかなあ。 いつも思うのは、もう少し上手にタクシーと連携がとれないのか?ということだ。例えば路線バスの通勤・通学定期を持っている客はタクシー料金を割り引くというのはどうだろうか。 いざというときに格安でタクシーが利用できるのであれば、車通勤をやめてもいいかな?と思ったりしていた。 みんながバスを使わないと、結局困るのは自分たちの親や子供といった自家用車を運転できない世代だ。自分と関係ないとは言えない。

都市が冷えなくなってきた

足立区では、7月に42.7度を記録してたらしいですね。 もはや、生存不可能ですよ。 最近、東京とか、大阪の真夏日連続記録が更新されたとか云う話を聞きます。 こういう「異常気象」をもって、「地球温暖化」(気候変動)の影響だという人がいます。 もしかしたら、そうなのかもしれませんが、それが本当なのかどうかはもう少し検証が必要なところでしょう。 都市部の気温が高くなる減少は、「ヒートアイランド現象」といいます。 この原因は、温暖化もあるかもしれませんが、基本的には都市部でアスファルトが多くなって、水分が地表面から蒸発しなくなったことや、エアコンの廃熱が原因です。 この原因としては、下記のリンクの「キッズページ」でわかりやすく説明してくれています。 そんな動きに対して、都市を冷やしてみよう!という試みも広がっています。 [東京都のヒートアイランド対策](http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/heat2/>打ち水大作戦2004がそれです。
東京限定ですが、地区と時間を決めて、雨水とかお風呂の水なんかを使って打ち水をしてみましょうという取り組みです。
ちなみに去年やった取り組みでは、重点地区の墨田区東向島で0.5-1度気温が下がったと云うことです。
「何でもやるだけムダ」ってことはないようですね。
みなさんも、せっかくお風呂にはいるのなら、翌日までお湯をとっておいてベランダにまいてみてはどうでしょう?

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鹿児島大学のおはなし

またか S師ではないらしい。そりゃ、S師は 助教授ですからね。 30代ってことは、僕と同じぐらいです。 助手ってことは、たぶん理系。 それなら、盗聴とかの方が簡単では? 柱に上るのも体力とか運動神経いりますからね。