作業ログ: Tiger でのw3m

テキストブラウザのw3mは、Emacsで新聞記事を読み込んだりするときに必要なツール。 こういう標準じゃないツールは、Tigerのインストール時に削除してしまったので、再インストールする必要がある。現在、こういうのを一つずつインストールしているところ。 w3m、ソースは持っていたのでそのままインストール使用としたらエラーでだめ。 w3mの要求するgcのコンパイルができない。いろいろ悩んだ結果、gc6.4をとってきてコンパイルしてみるとこちらは大丈夫。 その後、w3mも無事インストール。 ちなみにバージョンは、0.5.1。 ほとんど自分用の作業ログですね。

TigerでのCarbonEmacs

新しいMacOS、ほとんどのソフトが修正なしで動くのだが、一番使用頻度の高いEmacsが動かなくて困っている。 どうやら、一部で特殊なコードが混じっているせいだ。 Tigerが到着後すぐに、CVSからソースを取得してインストールしてみたが、案の定うまく動かない。 どうやら、最新版を少し修正すれば何とかなるという情報を入手したので自分で問題を解決することにした。 30日は作業する暇がなかったので、5月1日にEmacsのコンパイル・インストールを行なった。 といってもコンパイルに結構時間がかかるので、都合4回やっただけで、たいした手間ではない。 作業自体は簡単。29日に取得したソースに対してパッチを当てたり手で修正したりしてもうまく動かなかったので、昨晩(4月30日)時点での最新版をCVSから取得し、日本語入力用のパッチを当てたうえで、一部手で修正した。 これだけの作業でTigerでも無事動くようになった。 まだ微調整が必要な部分もあるが、とりあえずはストレスなしに動いている。 それにしても、知らず知らずのうちにEmacsに依存するようになっている自分に驚く。 原稿書き、メール、スケジュール管理、メモ書き、開発(ソースの微修正のことだけど)と、日常使用するほとんどの作業にいつの間にかEmacsに依存している。 ってことは、Emacsさえ動けばOSは何でもいいってことなんだとはたと気づく。 いっそのこと、全然別のマニアックなOSが動くマシンを作ってみようか。 ああ、クリップボードが使えないことに今気づいた。どうすればええんやろう。

Tiger来た!

MacOSの最新バージョンです。 到着後すぐにインストール。 噂のDashboardもちゃんと動いてます。 今はMailを旧環境から以降しているところなので、その辺の使い勝手は試せませんが、ぼちぼち確認していきます。 今のところ、Firefoxは問題なく動くもののなぜかEmacsが動きません(泣)。 EmacsについてはMLでも警告されてたのでパッチを待つことにします。 でも、その他の部分は細かいところまではみてませんが、なんとなく、 「やっぱり新品はええなあ。」 です。

スローな世界

2つほど前の日記に「スローな世界の探求(?)」って書きました。スローな世界の探求ってどういう意味?って思った人も多いと思うのでちょっと説明しておきますね。 僕がスローな世界っていっているのは、いわゆるスローライフとかスローフード、最近ではスロービジネスというキーワードが使われている生活スタイルのことです。 「仕事が忙しくてそんなのムリ!」「金持ちの道楽でしょ」「変な人の集まり」「非現実な夢の世界」って思う人も多いかもしれません。 でも、忙しくてもお金がなくても、おいしいものを食べて、仲のいい人と過ごすことが「楽しい」とか、「自分の好きなことだ」って素直に言うことがなぜそんなに変なことなんでしょうか。 そもそも「もっとお金が欲しい」「お金があれば」って言う人たちは、どれだけお金があればどんな生活が出来るか、どれだけあれば満足できるか、意識しているでしょうか。 「お金があればもっと幸せになれる」「スローライフが実現できれば幸せになれる」と漠然と思っている人というのは、実は同じ種類の人でもあります。 今足りないような気がしているとして、それが手に入ったら自分がどうなるのかってことをちゃんと考えることです。 「お金や時間が手に入れば何となく幸せになれそう」って考えているとしてあら、お金がもうかっても、もっと欲しい、もっとあれば幸せになれるってなってしまいます。 スローな世界というのは、こういうちょっぴり現実逃避っぽい世界ではなくて、自分がどうなれば満足できるかということを一生懸命考えている人たちの世界なんじゃないかなって思います。 中には、会社を辞めて家も引っ越して田舎でカフェを開いたり、農業したりする人もいるけど、多くの人はそこまでの踏ん切りは付かないでしょう。あるいは、今の仕事も楽しい、それをやめて幸せなんて考えられないって人もいると思います。 それはそれでいいでしょう。 そういう自分の中で譲れない、あるいは大切なことを守りながら、自分がどうやったら幸せと言えるのかを考えるのが「スローな世界の探求」って言う意味です。

コラム:ゼロウェイストという処方箋を公開

正確にはコラムというよりも、活動報告に近いかもしれませんが。 環境マネジメントシステム研究会という福岡にあるNPOの会報に毎月連載しているものの第1号です。 関西通信というタイトルでやっているのですが、関西以外のところにいった報告が多い気がします。;-P ダウンロードは、以下の「My Downloads」からです。 環境経済学@近大

ごちゃまぜ風

とある方に僕のWebサイトの感想をいただきました。一言でいうとこんな感じです。 「いろんな内容が混じっていて、どこに何があるのかわからない」 じゃあ、整理しようかなと思ったのですが、よくよく考えてみると、これって全く僕そのものです。 いろんな方向を同時に模索しながら、自分の意図した方向とは違った方向に進んでしまう。。。 しばらくはこのまま進んでもいいのかなあなんて思ったりもしてしまいますね。 今僕がやっていることは、大きく分けると4つです。 1.環境研究(主にごみの研究・調査) 2.スローな世界の探求(?) 3.日常生活での情報処理技術の活用(Geeklogもこれ) 4.がっこうのお仕事 これらが絡み合って個別のアウトプットになるので、何がなんだか・・・って感じになるんだと思います。 10年後にこういうものが最終的に一つの形を作ることになる予定ですので、ぼちぼちとおつきあいください。 でもとりあえず、Webサイトの交通整理はした方が良さそうですね。 特にトップページ(www.ecofirm.com)はいっそ削除した方が良いかもしれない。 この辺りから再構築に手を染めて行く予定です。

English Translations of Japanese Laws

循環型社会形成推進基本法の英訳って知ってますか? そもそも「循環型社会」ってどういうんでしょうねえ。と、よく聞かれますが、分かりません。 ってことで、調べてみました。 法律の訳は Basic Law for Establishing a Recycling-Based Society だそうです。 ってことは、公式には「循環型社会」も 「a Recylcing-Based Society」になるんですね。 調べたのは、English Translations of Japanese Lawsです。ここは、様々な法律の英語名や法律そのものへのリンクが掲載されていて非常に便利です。 こういうリファレンスはとても便利ですね。 僕の(仕事術)情報収集にもブックマークしておきました。

最近の趣味

ごみの環境経済学を出版した話は何度も書いています。 これを贈呈したり、購入してくださった旧知の方々からいろいろとコメントをいただいています。 何となく間隔が空いて連絡しづらくなっていた人にも「本が出ました」ということで思い切って連絡できました。 こういうのって結構うれしいですね。 それ以外にも本を出したことで、ネットで自分の本を検索してみるという「趣味」ができました。 検索結果によると、ジュンク堂さんでは、11冊も在庫を持ってくださっているようです。 なんだか売れなかったら申し訳ないですね。 これをこれから毎日眺めて「お!一冊売れた」「おやおや、また在庫増えてるわ、大丈夫かいな」とかやるのがこれからの楽しみです。 趣味の割には、Googleでは0.06秒で検索終わってしまいますから、一日の所要時間30秒くらいの楽しみです。 なんだか小市民的ですね。 (小市民って言葉も最近聞かないですね。なつかし)

POP、IMAPからGmailへ

普段家にいない人や、出先がいつも決まっているわけではない人にとって、インターネットメールの便利さは何物にも変えがたい。 ただ、メールに依存すればするほど、メールの不便さもまた感じていたのだが、Googleの提供するGmail(gmail.com)が問題を劇的に改善してくれた。 (後は、新着メールだけでも携帯から読めるようにしてくれればほとんどストレスがなくなる) 僕がメールを使い始めて12~3年ぐらいになるが、もはやメールのない生活は考えられない。 大事な連絡を手紙でくれる人の神経を疑ってしまうぐらい依存している。 重要で緊急ならメールでしょ?といいたくなる。 なぜ出張中ってわかってるのに、自宅に速達?と思う。 ただ、今までのメールというのは若干不便なこともあって、出先でも今まで来たメールを読むためには、自分のマシンと通信手段を持ち歩かなければならなかった。 これは従来の手紙のことを考えれば、出先に郵便箱を引きずって持っていくようなものだから、かなり気軽に持ち歩けるようになったことは事実だ。でも、パソコンを持ち歩くと最低でも1キロ前後の重量はあるし、電源の心配もある。 あるいは、Webメールというツールを利用してインターネットカフェなどから自分のメールを閲覧することもできる。 いずれもそれなりのデメリットがある。 特にマシンを持ち歩く場合には、いざというときに電源が切れていたり、「今欲しい!」というときには、家においてきていたりする。 インターネットメールを管理する方法にはいくつかの方法があるのだが、多くの人が使っているのはPOPと呼ばれるもので、現実の郵便箱に最も近い。 新しく来たメールを入れておく場所があって、メーラーがそれを自分のマシンに持ってくるという方法だ。通常は、メールを盛ってきたら、元の郵便箱にあったメールは一定期間経過後に消す。 実はこれが諸悪の根源だ。 すでにサーバーからは消してしまっているから、出先でちょっと前のメールを見ようとしてももう消えてしまって見れない。 そこで考えられたのが、IMAPと呼ばれるプロトコルで、これは基本的には、サーバーにメールを全部置いておいて、必要になったらその都度サーバーにとりに行くという方法。 こちらはどのマシンを使ってアクセスしても、いつでも必要なメールを見ることができるので、自分用のお気に入りのメーラーを使っている限りは、それなりに便利だ。 問題は、出先でWebメールを使う場合に現れる。 Webメールはどうしても使いにくい。 いちおういろんな機能はついているし、メールの読み書きには問題はない。 でも、なにか使いにくい。 結局、極力マシンを持ち歩くことになってしまう。 それに対してGmailはIMAPではないのだが、基本的に来たメールを全部同じ場所にどんどん溜め込むという方式だ。 そのサイズは2Gもあるから、普通の人なら1年どころか4年ぐらいは持つのではないだろうか。 これだけのメールをどうやって取り扱うかというと、Googleお得意の「検索」というアプローチだ。 数千通あるメールから、数秒で指定した条件のメールを抽出してくれる。 また一連のつながったメールは「Conversation:話題」というものでまとめてくれる。 こうなってくると、日常のメーラーとして十分実用的だ。 フォルダへの振り分けなんて不要だ。 必要になったら「キーワードを入れて検索」でいい。 このツールのおかげで、マシンを持って出張する必要性がますます薄れてきた。