以前から温めていた企画を少しずつ具体化していこうと思っているのですが、時間に追われてのびのびになっています。 特に、企画に必要な費用とか、参加者からもらったお金をどうするのか・・・などの問題を考えるのが特に嫌で、先延ばしにしていました。 僕自身はお金に見合った仕事をしている自信はあるのですが、いただいたお金を有効に使う道がまだ見えませんでした。 でも、ようやく有効に使える方法が見えてきたので、勉強会、再開することにします。 といっても、日程はもう直前! 来週の火曜日、午後4時から2時間ほどやります。 場所は、スペースYMO。 テーマは、「スロービジネス入門〜自分の価値観にあった仕事のさがしかた〜」です。 いろんなセミナーに行っても答えがもらえなかった方、多いと思います。 でも、答えって実は自分の中に眠っているものです。 それを見つけることをやってみようかなと思います。 次回以降は、それをすこしずつ形にする方法を考えましょう。 参加希望者は僕までメールくださいね。 参加費は、Cafe Pitwuのドリンクがワンドリンク付きで1500円です。 マクロビ弁当を終わってから、あるいは始まる前に食べることも可能です。こちらは予約制で600円です。 YMOの場所はhttp://ymo.blog.shinobi.jp/をご覧下さい。
仕事と生き方を両立させるには?
ときどき、僕が参加しているスロービジネススクールというものを紹介してきました。 スロービジネススクールは、正確には学校ではなくて、自分の生き方へのこだわりを仕事でも実現しようと考える人たちのネットワークです。そこで今、学習カリキュラムを作ろうという話が出ています。 あまりにもスロービジネスというものが漠然としていて、雲をつかむような感じになるからでしょう。 こういう動きが学生(参加者)の中から出てくること自体、そもそも校長の中村隆市氏の狙いなんでしょう。 いい流れです。 そんなときに、メンバーの一人の紹介で読んでみたのが、エコロジーショップ本日開店でした。 お茶の水なんかにあるGAIAというエコロジーショップを作った人で、彼の教えを受けた人がアースデイやなんかのエコロジー関係のイベントを取り仕切っていたりもして、日本のエコロジームーブメントに大きな影響を与えた方です。 まあ、簡単にいうと、環境のことやっててもちゃんとくらせるよ、ってみんなに示してくれた人ですね。 彼の話、すごく参考になったので、いくつか、この後で引用しておきます。 GAIAのコンセプトが、「エコロジーとエコノミーの調和」なんだそうです。 この大きな目的を自分の日常に落とし込んで実現していくためのカギが、仕事のわくわく感。 「自分の興味に正直でないコンセプトは嘘であり、その嘘をコンセプトにして『エコロジーとエコノミーの調和』はありえないということだ。」(p.100) もちろん、こんなことをしていけば、そんなにお金は儲からないかもしれません。 それでもちゃんと暮らしていくためのカギの一つが、「生活と仕事の同化」です。 「究極的には自分の生活の価値観と仕事の価値観を同じにするということであろう。つまり、自分の心に正直に生きるということにならないだろうか。」 「自分の時間を束縛されることなく、安全な食品と生活用品を調達でき、実質一七万円の利益があれば、サラリーマンとして30万円の給料をもらうよりも満足だ、と思える自分がいるなら、「生活と仕事のどうか」は成り立つのである。」(p.44) 17万円とか30万円とかいう話は、ショップをやるということが重要になる。ショップで働けば、自分の食べたい、使いたいような商品を、例えば3割引という割引価格で手に入れることができる。月に10万円商品を買うとすれば、普通の店で買えば、10万円になるけれども、自分の店では7万円で手に入るという話。 もちろん、それ以外にも17万円と30万円に関しては載っているので読んでみるといいですね。 いずれにしても、従業員割引を実施することで、安い給料でも従業員にとっては使い勝手のいい給料になりうるという仕組みは、お店の商品ラインアップにもいい影響を与えるはずです。 自分たちで買いたいもの、日々使っているものが買えることが、実はお客さんにとっても一番いいラインアップなのでしょう。 著者の日野氏は、その後選挙に関わっているのですが、なんとなく近いうちに当選しそうな気がします。 ただ、エコロジーとエコノミーの調和のために、日常のわくわく感を大事にすると、さらりと指摘したほどには、政治への関わりは分かりにくいです。 この辺りがもうすこし分かりやすく説明してもらったら、みんな選挙にいくようになるんじゃないかなという気がします。
うさぎかご
こうさぎが生まれて一ヶ月が経ちました。 そろそろ里子に出す頃ですね。 どの子を誰にあげようかなあって考えていると、いっそ全部自分で飼うか?なんて危険なことを思ってしまいます。 生まれたのは、白っぽいのが二匹、濃いグレーが二匹、黒が1匹です。 今回は、濃いグレーと黒にそれぞれ、白いのを並べてみました。 白いの、色が微妙に違うんですが、分かりますかね? 緊張しないようにニンジンを横においてみましたが、やっぱり緊張気味ですね。
ネットで情報収集するとき、絶対必要かも
Googleのサービスっていろいろあるの知ってますか? いちばん有名なところでは、Gmail。 いろんなメールソフトをわたり歩いた僕が今ではこれ一筋です。 Googleのサービスは次から次へとおもしろいものが出てくるので、ときどきチェックしています。 最近使い始めて、結構便利だなと思っているのが、Google Calendar。 自分用にはやっぱり紙がいいんですが、みんなと共有するにはこれが便利。 毎朝携帯にメールくれるとかもしてくれますしね。 当サイトの右側に出ている予定の一覧(秘密のものばっかりですが)もこれです。 で、今日見つけたのがGoogle Notebook。 このなにがいいか、詳しく書いてみました。 まず、所在ですが、これはGoogleがリリースしているいろいろなサービスを紹介する「もっとGoogle」の中にある「Google Labo」にあります。 Google Laboは、まだGoogleがこれから一般にサービス開始するかどうかの前段階のいろいろなものを試験的に公開している場所です。 ここをクリックするとずらーっと英語でいろんなものが並んでいます。 この中でおもろそうなものを試すと、みんながあんまり知らないおもろいものを見つけることができます。 で、問題のノートブックですが、それもここで公開されていました。 クリックすると、アカウントの登録になります。 GmailなんかでGoogleのアカウントを持っている人はそれでログインできますし、そうでない人は、ここから登録できます。 あ、Notebookが使えるのは、ブラウザにFirefoxを使っている人だけだと思います。 インストールをクリックするとすぐにインストールが始まり、Firefoxを再起動すれば使えます。 といっても、使い方は、メモっておきたい場所をブラウザ上で選択して、右クリックしてノートに保存するだけです。 そうすると、「今使っている」ノートの下に選択したものが追加されます。 ノートは、適当に作ることができるので、何かについて調べているときに、どんどん選択して保存していけば、そのまま一つのテーマについてのスクラップブックが出来上がります。 もはや手放せません。
ブログの収益になにを期待する?
以前からちょこちょことアフィリエイトを貼付けています。 残念ながら、そもそもアクセス数の少ない当サイトでは、あんまり収入も伸びません。 たぶん、1年で数百円だと思います。 なんだか無意味な気がしていますが、まあ気長に続けようかと思っています。 そもそも、このサイトになぜアフィリエイトをつけているか、って書いたことありませんでしたよね。 今日はその辺を説明しますね。 僕自身は別にお金に困っていません。 僕が困っているのは、自分の価値観に共鳴し、具体的な形で応援してくれる人がいないこと。 といっても僕にもどういう形で応援してもらいたいのかはまだ分かっていません。 ただ、世界を持続可能なものにしよう!という気持ちと、実践は続けていくつもりです。 僕がまずやりたいのは人を育てること。 僕がやろうと思うことを一緒にやる人、手伝ってくれる人、そんな人がいればいいなあと思っています。 そうすれば、一人でやるよりも確実にたくさんのことができるはずです。 ただ、そういう人ってなかなか現れないものです。 今は無理かもしれませんが、この取り組みでちゃんと暮らせる人が出てきてほしいとも思っています。 だから、できるだけ早いうちからお金を払って人を雇いたいという気持ちを持っています。 もちろん、僕が自分の給料から(すごいすくないかもしれないですけど)お金を払って、僕だけが人を育てるということは可能です。 でも、たくさんのお金はないけど、応援したいという気持ちはあるっていう人はたくさんいると思います。 そんな人たちに、当サイトのアフィリエイトを使ってもらいたいなと思います。 このサイトのアフィリエイトというのは、実はそのために使おうと思って設置しています。 ぼくにとっても、こういう収益があがるということは、応援してくれる人がいるんだって思って、できるだけ早く具体的な動きに結びつけようって気にもなります。 アマゾン以外のGoogleや他の広告は、クリックするだけで収益が上がるものもあります。 アマゾンの場合は、クリックしたり、リンクをたどってアマゾンから買い物をするだけでも収益が上がります。 「なんやこいつ、こんなとこでももうけようとしてるんか、がめついな!」なんて思わずに、このブログや坂田の活動を応援したいなと思う方は、応援の意思表示と思って協力してみてください。
イギリスでは、家庭用の風車がはやっているらしい
イギリス全体で、家庭用の風力発電機をつけている世帯数が8万にものぼるという。取材によれば、風車(15万円程度)のもので、家庭の電力をすべてまかなったうえに、多少は販売も可能であるという。 これって、つまり、日本で200万円ぐらいかけてつけている太陽光発電パネルと同じぐらいの発電量ってことになるから、うらやましい話。 うちのマンションの屋上なんて、いつでも風が吹いているから、ずらっとならべたら結構な発電量になりそう。 とある試算では、風車の普及が進むとイギリスの二酸化炭素排出量の3%を削減することも可能だという。 そういえば、日本でも最近小型の風車つけたいなあという人が増えている。 でも日本での普及はまだまだ大規模風車の方が一般的だ。 結構目立つから、最近よく見かけるなあという気にはなっているけど、本来のポテンシャルからいえばまだ相当少ない。 World Watchの記事 風力発電については、風力発電マニュアル〈2005〉がおすすめかな。 わかりやすいです。
検閲疑惑・・・
昨日の朝、突然、このサイトにアクセスできなくなった。 サーバが落ちたのかと思って、ホスティング会社に連絡しても、「問題ないようですよ」という返事が返ってくる。 でも、なぜかGoogleに転送されてしまう。 さーっと背筋が寒くなった。 もしかして、サイトがブロックされているのか? 最近、安部政権のこととか、原子力のこととか書いてるから? いやいや、うさぎがかわいいからアクセスが集中した? なんて、疑心暗鬼になったが、なんのことはない。 Nucleus(このブログシステム)が、僕からのアクセスをスパムと思ってはじいていたのだ。 やれやれ・・・ って、なんでそうなんねん! いろいろと調べたり、Nucleusのユーザフォーラムで聞いてみた結果、僕が使っていたアドレスが、スパム発信元として登録されてしまっていることが分かった。 つまりどういうことなんだろ・・・と考えて分かったこと。 プロバイダから配られるIPアドレスは毎回変わるので、僕が使う前にこのアドレスを使っていた人がウィルスに感染していて、登録されてしまった。 で、そのアドレスをもらった僕がとばっちりを食った。 ほうっておけば、僕のIPアドレスはまた変わるから、別にいいかと思ったが、いちおう登録解除申請をしておいた。 でも、最近、表現の自由の侵害ってかなり現実になりつつあるから、ブログに書くこともちょっと気を使ってしまったりしますね。 書くならちゃんと腹を据えて書けることだけにしようと。 (というか、不容易な悪口は慎もうってことですね)
そいうえば、原子力を語ることってなんで「微妙な問題」なんだろう
昨日とある雑誌の編集部に、友人の作った原発入門書「知ることからはじめよう」を紹介してくれとお願いしに言ってきた。 そのときに、「雑誌で紹介することは難しいかも。原発は微妙な問題ですからねえ」という回答をいただいて、「まあ、それもそうですね」と答えた。 が、後で考えてみたのだが、原発の問題が微妙な問題っておかしくないかな? 原子力発電は確かに二酸化炭素をあまり出さない発電方法だ。 日本では、日本の未来のエネルギー問題を解決する技術だと政府が推進していることも事実だ。 しかし、そのことと、原子力発電所の問題を議論しないほうが言いという雰囲気はまったく違う。 遺伝子組み換え食品の話だったら、週刊誌も平気で議論している。 もっとタブーだと思う皇室問題もちょっとずつ議論は出ている。 なのに、僕たちの生活の根幹を支えるエネルギーの問題を真正面から議論するだけがなぜタブーなんだろうか? 僕は原子力発電の可能性を否定しない。 プルサーマルの可能性も否定しない。 ただし、今の技術では未熟すぎてお話にならない。 もっと技術開発を進めて、20年、30年先の実用化を目指すべきだ。 日本全体を核の実験場にされるのはたまらない。 技術者のお遊び、夢想に付き合っているわけにはいかない。 もちろん、今使っているものはどんどん活用すればいい。 (六ヶ所村のは別ですよ。あれは実用化されているとはいえないと思う。あれだけの規模のもの、事故が起こってからでは遅いよ、ほんとに) 大事なのは、どれだけ予算をかけて政府が宣伝しても国民の多くは「必要なのはわかるけど、不安だ。」という回答を出しているという事実だ。 彼らを丸め込むのでもいいけど、とにかく、政府は国民に安心を与えるのが仕事だ。 多くの人が、「ああ、あれは大丈夫やねん」って思うようになってから、原子力を進めてはどうだろう。 ちなみに、「え?そんな話、はじめて知った。でも政府がやるんだから、大丈夫なんでしょ?」っていう人は数に入れてはいけない。 ちゃんと原子力のことを知って、判断している人がどう思っているか、それが大事だ。 原子力だって、他のエネルギーと同じように万能ではない。 僕は、ほんとうに必要なら、原子力も使うしかないと思う。 だけど、その前に、弱点を知って、それでも進めたいとみんなが判断するかどうか、国民の生活を支えるエネルギーだからこそ、みんなで正面から議論する雰囲気を作りたい。 ちなみに、こういうのを「リスクコミュニケーション」っていう。 リスクコミュニケーションをちゃんとおこなわずに、議論をタブーにしてしまうのは、もはや民主主義じゃない。 自分にとって大事なことが自分とは関係ないところで決まっているのって本当にさびしいことだと思う。
止まらない太陽光発電の効率向上!
シリコンバレーの企業(Sun Power)が従来の2倍以上の変換効率を持つ太陽光パネルを来年にも発売する。 従来のものが7%ー17%であるのに対して、このパネルは22%だということだ。 その意味するところは単に発電量が大きくなるだけではない。 太陽光パネルの効率が向上することは、3つの意味を持つ。 一つ目は、当然ながら、より多くの電気を発電することができるということ。 二つ目は、同じ発電量ならより設置面積が小さくなること。 三つ目は、発電効率が良くなるため、より太陽光のエネルギーが小さいときにでも発電できる可能性があるということ。 特に、三つ目は重要で、薄曇りや曇りでも電気を得ることができるとすれば、太陽光パネルの使い勝手は飛躍的に向上する。 うーん、日本に入ってきたらいくらぐらいになるのかなあ。 もちろん値段次第というところはあるけれど、今まで太陽光パネルを設置するほどの面積がないんだけど・・・っていう家にはぴったり。 相当普及する気がする。 僕も実家の屋根につけようかなあ。
いつ出番が来ても大丈夫な備え
「いつか自分がなることができたら、技術的にも、精神的にも怖じ気づかない準備はしていたいなと思っていました」 (VISA 2006年11月号p.65) 宝塚の星組男役トップの湖月わたるさんが引退するという記事の中の一言。 翻って、タカ派と言われてきた安部首相。 就任したとたんに今までの姿勢を転換させて、中韓に接近する姿勢を見せた。 この判断の基礎となる国際情勢は、ここ1ヶ月でそれほど大きく変わっただろうか? もちろん北朝鮮の核実験はあるが、それは少しあとの話だ。 安部氏と言えば、タカ派として知られ、中韓に対する強気の態度でも有名だった。 安部首相になると、中国と戦争になるとまで書いた週刊誌もあった。 よく言えば、「柔軟」なんだけど、政治家の姿勢としてものすごく疑問を感じる。 要するには、現在の国際情勢を考えるならば、中韓を敵に回すのは無理と判断したわけ。 今までは国際的には重要な立場ではなかったから自由な発言をし、首相に就任したとたん、現実的な対応をしたと考えるべきだ。 つまり、責任ある立場だったら絶対に言えないはずのことを、自由な立場だから言っていた、と。 仮に次期首相候補の筆頭とずっと言われてきた人物が、首相就任前にこんなに無責任でよいのか。 常に、「自分が首相だったらこうする」という観点から発言するべきだ。 そもそも、安部首相が誕生したのは、「これまでの言動・活動を党員が評価した」からだ。 それなのに、首相になったとたん今までと主張を180度変えてしまった。 似たような例では、野党のときは言いたい放題言っていたのに、政権党になった途端にそれまでの与党と大差ない行動をとって、国民の支持を下げてしまう政党もある。 日本では社会党だし、欧州では緑の党がそれに近い。 (緑の党はけっこうがんばってたけどね) いつ出番が来ても大丈夫な準備をしていた湖月さんの心構えを聞くと、こういう覚悟で精進している政治家を待望してしまう。