近況:再びこちらへ移行

なんだか、Facebookにいつもログインしていて、ちょこちょこと書くのが楽なのと、みなさんが、反応してくれるので、ついFacebookに書いてしまいます。 けれども、やはり、社会に公開していい話は、こちらの方がふさわしいかなと思う次第です。 ああいうSNSは閉じた社会でやりとりする目的に使うことがふさわしくて、一般公開する情報は、Facebookのアカウントをもっているかどうかに関係なく、見れる場所に公開すべきという気がしています。 さて、そんなわけで、年末でもありますので、近況をご報告しておきます。 仕事面では、2014年10月から近畿大学産業理工学部経営ビジネス学科の学科長に就任しています。 正直、福岡では、数年間は同僚にも名前を覚えてもらえないくらいにひっそりと生きようと思っていたのですが、なかなかそうも行かないみたいです。 学科長業務、かなり忙しくて、研究時間がかなり削られています。 問題点を一覧にして提示することで、学科のみなさんがそれぞれ動いてくださっていることの意味が、相互に認識してくださっているようです。 もうすこししたら、学科がチームとして機能しはじめるのではないかという予感があります。 家庭面では、息子(5歳)が反抗期でむかつく(笑)のと、6月に娘が生まれたこと、11月に教え子の結婚式で鹿児島に行ったことなどでしょうか。 相方も健康で、なんにせよ、普通の暮らしを送っております。 そうそう、12月に鍼治療にいって感動しました。 腕の善し悪しってあるものなんですね。 (夏には操体法という整体を受けて腰がすっきりとなりました。) さて、研究の方です。 こちらは、ほんとうに時間を削られることばかりで、遅々として進んでいません。 少しずつ、調査を進めながら、考察を深めているところです。 多忙を理由に、ついつい、文献とモデルの世界に逃げ込みそうになる自分を叱咤して、現場に出ようとしている感じです。 刑事ではないけれど、経済学の最先端は現場にあると思うのです。 現場に出ない人は、最先端の事象に出会っても、それが重要なのかどうか、嗅覚が働かないと思うんですよね。 僕がとり組んでいるのは、森林保護の問題です。 こちらでは、僕の思っていたことと、現場の感覚がまるでずれていて、軌道修正になやんでいます。 僕自身のマインドセットが、現場の方が言っていることを受け付けないのです。 ここをなんとか折り合いをつけないと、研究として着地できないのです。 年が明けたら、大阪では大阪市主催の講座(環境に優しい豊かな暮らしスローな食風土:1/28)に講師として登場する他、飯塚市ではコーディネーターとして登場する予定です。 正食協会の雑誌「むすび」での連載も続けています。当初1年の予定でしたが、2015年も掲載していただけることになりました。 こういう「スローな経済学」的なテーマもずいぶん蓄積してきましたので、本にまとめたいなと思い始めています。 いっそ電子書籍でやるのもおもしろそうです。 講演以外の社会的活動もいろいろと展開していきたいところです。 息子が生まれて以降、頼まれた仕事しかしていないので、そろそろ動きださないとなという感じです。