やっぱり現地調査は重要

関東地方調査から戻ってきました。 今回は3泊4日です。 とにかく寒かったです。 福島では、磐梯山に雪が積もっていて、「この辺りでは11月になると初雪が降るよ」なんて言われてしまって、改めて気候の違いを感じた次第。 会津若松で立ち寄った居酒屋のおじさんが「会津の歴史は京都と似てる」と言ったことには「???」でしたが・・・ 個人的な事情もあり、なかなか現地調査ができなくなっていたのですが、百聞は一見にしかずとはよく言ったものだなと、改めて納得しました。 本で読んでいても、あまり理解できないことが、現地を見て、話を聞くとすっと入ってきます。 ちょうど卒論を指導しているのですが、ほとんどの学生の論文は、中身がうすい。 それは現実を知らないからだと思います。 現実を知ることは人生経験がないとなかなか難しいかも知れませんが、少なくとも、たくさん文献に当たること、現地を訪問すること、などによって補うことができます。 えらい先生になればなるほど、フットワークも軽いものです。 ぜひ現地に行ってもらいたいなあと感じました。