この水素生成システムはいけるかも

NASAで開発されEcotality社が実用化した「オンデマンド水素生成システム」は、マグネシウムと水を反応させて水素を生成するシステムだという。 燃料電池自動車が解決しなければならない問題として、(1)燃料をどう調達するのかという問題と、(2)それをどう運ぶのかという問題があった。 この新技術は両者を同時に解決するシステムだ。 (NASA開発の「オンデマンド水素生成装置」、燃料電池車の救世主となるか) 詳細は記事を読んでもらえれば分かるが、この記事で分からないが重要なポイントがいくつかある。

  • ガソリン車と比較した場合の燃費が分からないこと(走行キロあたりのコストでもよい)
  • システムのコストは想像できるが、大きさ(重量も)が分からないこと(ハイブリッドシステムと比較したらどうか)
  • 耐久性。何時間つかえるのか
  • 具体的なエネルギー変換効率

いずれにしても、水とマグネシウムから水素を直接生成できるので、エンジン側をかなりシンプルにできそうな感じだ。 水素関係では、すこしずつだけど、今までは可能性の萌芽ぐらいだったものが、使えそうな技術が出始めている気がする。