マクロビオティックの講習会での講演

正食協会という、大阪でマクロビオティックを普及している団体の講習会で講演してきました。 今回の講習会は、協会の料理教室で師範コースに斯様人70名程度を対象にしたもの。 タイトルは「環境問題と日常生活」です。 普段の暮らしでの実践が地球環境問題とどうつながっているのか、特にマクロビオティックを実践することが、エネルギー消費やごみ問題とどう関わっているのか紹介しました。 日々の実践を続けていくうえで一番難しいのが、毎日複雑な環境問題のなかでよりよいものを「選択していく」ことです。 この選択の問題をマニュアル化することができないかなと考えて、今回は以下の6カ条を作ってみました。

  1. 伝統的な技術(十分なテスト)
  2. シンプルな技術(理解可能なものを使う)
  3. 小規模な技術(スモール・イズ・ビューティフル)
  4. 情報が公開されていること(アクセシビリティ)
  5. 信頼できる人の意見(判断を誰かに委ねる)
  6. 使用量が少ないこと(重要なものから考えていく)

同時に、協会の講座の卒業証書もいただきました。 これで晴れて、マクロビオティックの「師範」です。 まだまだ勉強したいことたくさんありますが、とりあえず一通りの知識は耳にしたという感じです。