発言し続けること、進歩し続けること

スロービジネススクール(以下、SBS)に入って1年が過ぎた。 一年間で出会った学生は50名を越えた。(SBSは2期生までで180人) SBSの人脈を起点にして、それ以上にいろいろな人と出会った。 これから長い人生を生きていく中でほんとうに貴重な経験をしていると思う。 ああいう生き方をしたいなって思う人に何人も出会った。 かっこよく生きている人、深くなっとくさせられる行動、発現をする人もたくさんいる。 そのなかで、自分が発言するイベント「スローライフとエコノミー」を、今、開催している。 こころのどこかで、「あんなにいい人たちがいるのに、僕がえらそうに発言することなんて一つもない」という声も聞こえる。 少し、自信をなくしてしまうときもある。 そんなときは、弱気になって、先を行く人たちの後をついていくだけでもいいんじゃないかと思ったりする。 僕はなぜ発言するのか。 ブログやイベントを運営するのだろうか。 自分の思いは自分だけのものだけれど、それを表に出すことで他の人と共有できる部分とできない部分がはっきりと分かる。 きちんと発言することで、人々の批判にさらされる。 他の人が考えるきっかけにもなるだろう。 そうやって、いろいろな人と相互作用を起こして行くことができれば僕が発言する意味もあるはずだ。 僕自身はこうして発言することで自分の考えを客観的に整理し、自分が進歩する糧とすることができている。 こういう経験は今すぐは研究に結びつくことはないかもしれないけれど、いつか花開くのではないかという思いもある。 今年は僕なりの「持続可能な社会像」を発信していくつもり。 んどん批判してくれれば刺激が出て僕の発想も良くなっていくはず。