「俺には関係ないよ!」と、やっぱりまた、そっぽを向くのかい?

表記のタイトルのイベントに、お客さんを 案内していってきました。 以前紹介したことがあるガベージ・ファクトリーの著者が語るイベントでした。 中島さんとは仲良くなったけど、人前で話すのはまだ見たことがなかったので行ってみました。 タイトル:ガベージ・ファクトリー   〜「俺には関係ないよ!」と、やっぱりまた、そっぽを向くのかい?〜 出演:中島修一(アーティスト)、中村隆市(スロービジネスカンパニー代表)、長野広美(馬毛島を守る会、西之表市市会議員) 詳細:Webサイトを参照 参加者:50名(定員50名)+店のスタッフ5名 ガベージファクトリーとその舞台になった種子島(小説では宝島)と馬毛島についての話しが中心。 特に馬毛島の開発を阻止しようとした運動や、これからの展開などについて語る。 馬毛島というのは種子島のすぐそばにあるすごくきれいな無人島で、今これが開発の危機にさらされています。 けれども、人々は全然感心ないし、開発差し止めは裁判所で認められない。 そんな状況をなんとか変えたいし、みんなの協力を得られるための新しい「仕掛け」が必要だと中島さんはいいます。 種子島に多いサーファー(300人以上いるということです)は、仕事とも生活とも関係なく純粋に楽しみで海に触れます。 そのため、なんの利害もなく、肌で海の環境の大切さを実感しています。 そのサーファーが立ち上がればいろいろなことができるはず。 海の環境はサーファーにこそ守ってもらいたい。 海の環境といえば、原子力発電所の問題もあります。 静岡の浜岡原発は活断層の上にあるという世界でも類を見ない危険な原発です。 青森の六ヶ所村にできるかもしれない再処理工場では、原発一基が一年に出すのと同じ量の放射能を海に拡散させる計画です。 政府はこれを「微量で拡散するから安全」と説明します。 19世紀都市の大気汚染は、高い煙突を建て、煙を遠くまで拡散させることで解決しようとしました。 けれども、それはより遠くの地域の大気まで汚染させる結果になりました。 安全だ安全だといわれていた「夢の素材 アスベスト」は今はものすごい悪者です。 当時は危険性が分からなかったと説明しています。 アスベストは(おそらく)除去してしまえば問題ないのかも知れませんが、放射能は除去することも影響をなくすこともできません。 影響は数十万年続きます。 放射能問題にも「私にできること」やっていきたいですね。