ヒラリーさんが温暖化に協力を申し入れ

米国の上院議員24名がブッシュがモントリオールで開催されている会合への協力を求めた。 その中には、民主党のヒラリー・クリントンと共和党のジョン・マケインも含まれている。 メッセージは、2012年以降の議論は議会が承認した条約上の義務でもあるのだから、「少なくとも邪魔するな」としている。 なんといえばいいのか、ブッシュをさっさと退陣させるのが米国が世界に果たすべき義務だと思うが、それがうまくできない現在では、上院のこういう動きも重要かもしれない。 モントリオールでは論点整理が終わって閣僚級会合が始まった。ここでは、論点をひとつずつつぶして妥協していくという作業が行われるが、合意への道はものすごく険しいと言われている。 でもなぜ、「2012年以降の話をいつまでに完了させるのか」ということに合意することが難しいのだろうか。 察するに、交渉担当者はやはりこの新しく設定する締め切りが重要なものであることは認識している一方で、締め切りまでに合意できる気がしないので、締め切りの設定に消極的なのかもしれない。 まさか、2012年以降の対策はやめとこうと思っているわけではないはずだ。 BBC NEWS | Americas | US senators push Bush on climate