手書きタブレットの利用頻度が増してきた

東芝の手書きタブレット、入手してから3ヶ月ぐらいが経つ。 この手のものは、技術的な興味が先に立って、実用性はあまり期待しないで入手するので、少し使ったら放り出してしまうものも多い。 タブレットについては、ソニータブレットとNexus 7を持っているのだけれど、いずれもそこまで使わなかった。 一方、東芝のAT703だが、これはかなり使っている。 手書きがすごく快適で、ノート代わりに使うことができている。 正直、もうちょいあそこが・・・なんていう要望はたくさんあるのだけれど、意外と使っている。 僕の使い方は、手書きでアイデアをまとめたり、プレゼンの絵コンテを作ったりという用途だ。 AT703は手書きを重視しているだけに、これはとても使いやすい。 何度も消せるし、書いたものの位置を変えられる点はとても便利だ。僕は基本的に消しゴムを使わないので、アイデアメモを作るときも、何度も二重線で消していると汚くなりすぎたりする。 (それが、思考の軌跡を表してていいときもある) プレゼンの計画を作るときは、スライドメモの順番を入れ替えたりできるのがとても便利。 (ペンで箱を書いて、その中に書き込むだけ) 14日に学会で報告する、報告メモの一番最初のメモを参考までに添付しておきました。 僕はだいたいいつもこんな感じで、プレゼン、作っていきます。 論文とか、原稿みながら、だいたいの時間配分をこれで作ります。 で、もうちょい書き込んだら、KeynoteとかPowerPointの作業に入ります。 最初の段階で手書きしておくと、作業が早いし、後で見直すこともできて、迷子にならない気がしています。 そうそう、以前も書いたかもしれないけれど、PDFできた原稿を校正するのもこれでできる。 手書きで書き込んだPDFをそのままメールに添付できるから、いちいちプリントアウトしたり、書き込んだものをスキャンしたりしなくていい。 これは、正直、相当便利。 こんな風に、タブレットを使うようになると、情報を閲覧するためにも使うようになる。 最近では、Kildleで小説とか、漫画を読むようになってきている。 実際のところ、小説読むには、ちょっと大きいのだけれど、横向きにすれば、割と読みやすい。 もちろん、作業の合間にメールみたり、Todoリストの管理をしたりもしている。 最近は、メール書くのも手書き入力になってきた。そのためには、mazec2を使っている。 認識率の悪い文字は丁寧に書くようになるので、ちょっぴり字もきれいになったかもしれない。 手書きと言えば、enchantmoonという手書きデバイスが話題だけれど、あちらもそうとう興味があ る。 実は、注文していたのだが、発売延期の情報が出たときに、キャンセルしてしまった。 あちらは、手書きとプログラミングが渾然一体となっている感じがすごく魅力的。 多分、将来のタブレットの形を見せてくれているんだと思う。 AT703のTrunoteも、もうちょい、そんな感じがあればいいのになあとは思う。 現状は、紙というか、ホワイトボードの忠実な代わりのようなきもする。 コンピュータならではという使い道は、PDFに直接書き込める点ぐらいなのかもしれない。 少なくとも、Trunoteはテンプレートを自作できたり、図形をかけるようにできたりしてほしいところ。 実装はめっちゃ簡単だと思うから、やる気がないんだと思う。 そうまでして手書きにこだわるほど、Trunoteって出来がいいかなあ?というと疑問だ。 まあ、なんにせよ、AT703、かなり使えるデバイスだと思います。