仕事が一段落

昨年、大学のリエゾンセンター経由で八尾のある企業から委託されていた調査研究の案件が一つ完了しました。 単なる計算しただけに見えるようなレポートになってしまいましたが、けっこうあちこち取材したり、いろいろと計算したりして時間はかかりました。 企業からの委託研究は文系のばあいあまりないのだけれど、たまにはこういうのもいいなと感じた次第。 ただ、正直言って、お金はもらってもあまり使い道がないのが事実。 人件費にもっと使いやすくしてくれるといいんだけど、昔と変わらない、「3ヶ月連続して雇用してはいけない」というしばりが相変わらずある。 人って、例えば一年間を通して雇用するとかいう条件じゃないと、働きにくいと思うんだけれどもなあ。 調査や分析が必要な研究をしていると、助手か研究を手伝ってくれる院生が欲しいなあってつくづく思います。 が、僕の師匠は僕に手伝いを依頼したことは一度もなくて、自由に研究をさせてくれました。 やっぱりそういうのは人に頼もうとせずに、自分でちゃんとやらないといけないんだとも思います。 なお、今回の研究は、紙管がリサイクルできるとしたらどれくらいの経済効果があるのか?という研究でした。 あまりなじみのない「紙管」ですが、サランラップの芯などで家庭でも使われていますし、いろいろなものを巻くのに産業ではけっこう使われているみたい。