中国には膨大な風力資源がありそう?

温暖化新聞に出ていた記事で、研究報告:中国 風力だけで国内のエネルギー需要を満たせる可能性ありというものがあった。 この推計は、ハーバード大によるものだ。ソースを詳しく読んでみると、分析に当たっては、地域別の発電ポテンシャルや、コストをモデルに組み込んでいるそうだ。 つまりは、実際には高すぎて導入されなさそうな場所に風車を設置するようなことは考慮に入れていないということだ。 中国は現在、風力発電など自然エネルギーへの投資を積極的に行っているから、この研究にのって、さらに普及を進めるかもしれない。 中国が普及を進めれば、風車の価格は下がるし、技術も向上するはずだ。 原子力に対する過去の膨大な投資に縛られて、自然エネルギーに大胆に投資できない日本と比べると、なんだかうらやましい。 日本も原子力や石炭への補助金をやめにして、過去と決別してはどうかなあと思う。 どこかで決別しないと、いつまでもずるずると補助金を支払い続けることになる。 もちろん、補助金が無くても原子力や石炭が産業として成り立つのなら、それはそれでいい。 少なくとも、補助するのはやめにしよう。