マイボトルのすすめ

環境に配慮した行動でよくあるのが、マイ箸です。 かくいう僕は、マイ箸を持ち歩いているものの、なかなか使う習慣がつかなくて、まわりの人に積極的にすすめることができません。でも3月に入って一念発起して、「マイ箸日記」なるものを付けはじめました。 もうちょっとデータがたまったら公開するかも知れません。 さて、それよりもみんなに取り組んでもらいたいなって思うのが、「マイボトル」です。 マイボトルは、エコなのはエコなんですが、コスト削減とおいしいものを飲めるという効果が大きく、一石三鳥の方法です。「マイボトルを持て」と学生に言うと、「一日に水筒一本では足りません」という回答が帰ってきます。 持ち歩くのがめんどうというよりは、飲み終わった後、新たにペットボトルを買うので、水筒とペットボトルの二本になるのが最大の障害のようです。 でもこれ、ちょっと考えてみると簡単に解決できます。 まずは水筒を持ち歩きます。 そして、中身がなくなれば、ペットボトルの飲み物を買います。 ポイントはここから。 買った飲み物は、すぐに水筒に移し替えて、ペットボトル自体は捨ててしまうのです。 そのために、水筒は500ml入るものを選びます。 そうすれば、カバンの中のボトルは常に一本ですので、そんなにかさばらないはずです。 まほうびんタイプを選べば、冷たいお茶は冷たいまま持ち運べます。 たぶん、衛生的にも、一旦口をつけたボトルのお茶がぬるくなっていくのはあまりよくないことですし。 水筒を持ち歩く利点で一番大きなことは、おいしい飲み物を持ち運べること。 十分に吟味したおいしいお茶を家で飲んでいる人が、なぜ出かけるときにはどこのものとも知れないお茶を高いお金を出して買わなければならないのか? せっかくだから、いつも飲んでいるお茶を持ち運べば、安くておいしいものが飲めるのです。 というわけで、「お金がないから環境イベントに行けない」という前に、マイボトルを実践しましょう。