スローなお話会、出張版も決まりました

一昨年から続けている一般向けのお話ですが、現在はスローなお話会というタイトルで開催しています。 メインのフィールドは、カフェスローOSAKAです。2008年度は月二回ペースでやっております。 ちなみに次回は今年第4回目で「お金のはなし」と題して 2月26日午後7時半から開催します。その次は、3月18日の予定です。 大阪では当面カフェスローOSAKAだけにしようかなと思っていたのですが、ちょっとお声がかかったので、浮気します。 天王寺(というか、新今宮)にあるココルームというスペースで、3月20日夕方開催です。 こちらは「100年後の未来を考えよう」というテーマで、未来作りワークショップみたい感じでやろうかと思います。 スローなお話会とは違って、参加者の積極的な参加を促すワークショップになりそうです。 この他には、3月の末に正食協会でマクロビオティックのクッキングスクール受講生を対象に講演することになりそうです。 ほかの場所でも開催希望があれば開催しますので、気軽にお問い合わせください。 ここまで続けてきた感想もちょっと書いておきましょうか。 スローなお話会、目標は15人から20人程度なのですが、だいたい10人以下の集客状況です。 ただ、実際のところはそのほうがみんなの気持ちもくつろげて効果はあるようです。 僕の方としては、一人一人の反応がダイレクトに伝わってくるので、人数が少ない方がプレッシャーが大きいです。 そのぶん、一人一人の方のことを知れるので本当はこの方がよいのでしょうね。 普段忙しい方であればあるほど、話し始めはイライラとかそわそわしている感じが伝わってきます。 それがやがてゆったりと落ち着くのがはじまって40分ぐらいでしょうか。 今年はミニワークショップとして、自分を振り返る作業を2回ぐらいやってもらっているのですが、それを繰り返すことで、雰囲気に入り込んできてくれるようです。 まれに話を聞けば聞くほど頭が活性化してしまう人もいます。 こういう人は、どちらかといえば、今まで環境問題とかスローな世界に触れてこなかった人。 新しく知る話が多くて、どんどん頭の回転がよくなるのでしょう。 こういうケースがあっても時にはよいと思います。 スローな時間をと提唱しているからといって、いつでも気持ちを落ち着けなければいけないというわけでもないです。 リズム的に頭が活性化する時期に来ているなら、どんどん活性化してしまえばいいです。 ただ、それを言葉にしては表さないこと。 外に出さないことで、自分の中に考えがたまっていき、さらにそれが頭を活性化させてくれます。 本当はこれも勉強のこつなんですよね。 アウトプットが大事なんだけど、安易なアウトプットは応用力を生まない。 よーく考えてアウトプットすることで応用力は高まりますし、思考力も鍛えられていきます。 いつもより一段深く考えるわけです。 まあ、そんなわけで、スローなお話会、日々に疲れている人にもお勧めですが、忙しくて思考力が枯渇しつつあるなあと実感する人、これからの将来のために考える力をつけたいと考える中高生なんかにもおすすめです。 もちろん、大学生も同じです。 ゆったりしたスローな時間を過ごしたい方だけではなく、こんな活用方法もあるスローなお話会、参加をお待ちしています。