3月に 正食協会というところで講演をしました。そこで話したのが、この6つのものさし。 改めて書くと、
- 伝統的な技術(十分なテスト)
- シンプルな技術(理解可能なものを使う)
- 小規模な技術(スモール・イズ・ビューティフル)
- 情報が公開されていること(アクセシビリティ)
- 信頼できる人の意見(判断を誰かに委ねる)
- 使用量が少ないこと(重要なものから考えていく)
の6つです。 こういうものさしをきっちりと持って暮らすことで、日々の生活が、社会の変化へとつながっていくのだろうなあという実感がじわじわと湧いてきています。 ものさしを持たずに、その場その場で判断すると、どうしても判断がぶれてしまって、後悔してしまいます。 ちなみに、この6つのものさしをうまく使う最大のコツは「ええかげん」なこと。 基礎さえぶれなければ、多少ずれても大丈夫。 あんまり厳密に考えずに、だいたいの指針だと思って使うことで、長く付き合うことができます。 必ず軌道修正ができます。 来年は、6つのものさし+ええかげんをみんなに伝えて回るつもり。 ちなみに、5つめの基準、信頼できる人の意見に頼るということも、このええかげんにつながります。 自分で考えたり、調べてたりしたら大変なので、ある本で紹介されていることや、誰かが薦めていたことに乗ってしまうというのもありです。 そうじゃないと、身の回りのことすべてに詳しくないといけなくなりますもんね。