国会は国の問題を話す場です

今はいろいろと難しい時期。きっちりといろいろな問題について国会で議論していってほしい。 柳沢厚労相の発言をめぐって、民主党が国会の審議を拒否しているそうだ。 確かに柳沢厚労相は、立場からいって脇が甘すぎるし、普段からああいうことを考えているのだろうから辞めるべきだし、そもそも国会議員として不適格だろう。 でも、そんな問題、正直言ってどうでもいい。 国会はとかく議員の不祥事で審議がストップしがちだ。 ラジオの中継で予算委員会を聞いていたら、ずっと偽メール問題を審議していたり、ね。 だけど、なんで予算委員会でそんな話するの? 今、国は赤字で破綻寸前、将来の国づくり、どうしたらええのん?って一生懸命議論する必要がある。 ほうっておくと、国民みんなが飢えて死んでしまうかもしれない。 そんなときに、議員一人の醜聞の追求で貴重な時間を使っていいものか。 国会議員の不祥事については、公安のような怖い組織を作って、専門家が追求すべきだ。 特に与党の議員への追求を厳しくすることにすれば、二大政党制に向かう時代では、「次は我が身」感が強まり、効果が出るだろう。 その際、法律成立3年以前の不祥事については問わないという免責条項をつけて制度を発足させてもいい。 過去にこだわるより、これからきちんと議論する環境を整えることの方が大事だ。 僕には今の国会議員、ワイドショーのレポーターにしか見えない。