スロービジネススクールでは、現在、地域通貨の利用を検討しています。基本的にはコミュニティに対する貢献をきちんと評価したいという想いからスタートしました。 参加者の多くがコミュニティ自体から利益を得ることは特に目的としていないこともあって、参加者の貢献で、みんなが食べていけることができたらいいねという話が出ました。 それでできた単位が「膳」です。 膳への想いは以下のような感じです。 これから、試行段階を経て、実運用へと向かっていきます。そのために、システムの開発・改善などやることがたくさんありますが、なんとかがんばっていきたいところです。 膳への想い 我々の貢献を金銭で評価することは可能であるが、現実での仕事を考えるとそれぞれの仕事によって勤務形態は異なるし、時給も異なる。 SBSにとっての貢献という点を考えると、これは人によって変わるところがないし、対価を得ることによって日々の糧が得られることは同じである。SBS での活動によって日々の糧をみんなで分け合うようなイメージで活動していくことは、SBSが基本理念として考えている「シェア」という考え方にも適合すると考えられる。 そこでわれわれは、日々の糧を食事をする「お膳」または、一杯の茶碗に入ったごはん一膳を仕事の単価とすることとした。 膳は「からだ(にくづき)に善いことをする」という感じでできており、SBSぜんたいにとってよいことが自分の体にも良いことを意味する。 さらに、膳は、Zenであり、Yenの次にくる通貨であるという意味も持つ。