玄米とごぼうの生命力

玄米は、水につけておくと発芽する(発芽玄米)だけあって、生命力の非常に強いたべものだ。マクロビオティックでは、食事を玄米主体で組み立てる事で、体調を整えることができるという。 これにこれまた生命力の強い「根っこ」であるごぼうを併せて炊き込むと、とてもおいしいごはんが出来る。 作り方は簡単でささがきにしたごぼうを水にさらさずに蒸し煮にしたものと洗った玄米を併せて、塩ひとつまみを加えて水加減して炊くだけ。 ごぼうの香りと食感が、玄米のしっかりした歯ごたえにアクセントを加えてくれる。 ごぼうごはんとみそ汁があればおかずはいらないぐらいだ。 日曜の夜、ごぼうごはんを炊いたところ、これが会心の出来! 翌日も大事に食べようと思ったが、たくさん炊き過ぎて冷蔵庫に入らないので、そのまま鍋に入れておいた。 夕方、さあ食べようと鍋のふたを開けると、ちょっとにおいがおかしい。 「これぐらい大丈夫かなあ」 未練がましく、混ぜてみたら見事に糸ひいてました。 やっぱり生命力強いだけあって、発酵するのも早いみたい。 あまりの悔しさに、一日経った今もそのまま放置。 そう言えば、昔、腐ったシチューを3日ぐらい放置していたら、鍋が腐食してしまいました。 ふた開けるの怖いな