800分ってことは、13時間?!

ちょこちょこと書いているが、僕はこの4月から職場を変わり、国立の教官から私立の教員になった。 国立と市立の違いというのは多々あるが、学生数の違いもやはり大きいだろう。 もちろん、学生数が非常に多い国立というのもあることはあるが、僕のいる大学は関西でも屈指の学生数を誇るらしい。 そのわりには、僕の担当している講義の多くは出席者が毎回40名前後と、アットホームな雰囲気の講義が出来ている。学生の顔もだいぶ覚えてきた。 その中で一つだけ、人数の多い講義がある。 今週でようやく4回目になるが、だいたい300名以上受講している。今週からは一番大きな教室に変更になったぐらいだ。 (この大学、出席率高いんやなあ) と、思っていた。 それが、今年度の講義の受講者名簿がようやく出そろってきた。 それを見ると、この講義の受講者数は800名ぐらいいる! 他のクラスの出席率は結構高いのだが、このクラスに限って言えば出席率は4割ぐらいだ。 それでもまあまあ静かな雰囲気で講義が出来ているのは学生の質が確かにいいのだろう。 今週の授業なんて、全体的にざわざわしてるな!と思ってたら一番教室を雑然とした雰囲気にしていたのはエアコンのファンの音だった。それが呼び水になって、ささやき声の会話があちこちでおこる→声が少しずつ大きくなる→気づいてやめる。そんなのの繰り返しだった。その繰り返しが変わったのは、部屋が十分に冷えてエアコンが止まって以降だ。音響が良い教室のようでささやき声が妙に反響する。おかげでとても静かな中で講義が出来た。 しかし、いくら気分よく講義が出来たとしても、受講者が800名と言う状況はちょっと異常だ。 まともに自由記述の試験にしてあげたいところだが、そうすると膨大な時間が採点に必要なことになる。 穴埋め、選択+少しだけ記述ぐらいで、一人当たり1分ぐらいはかかるだろう。 みんな受験するとしたら合計で800分。 だれか採点手伝ってください。。。 (学生に手伝ってもらったらクビでしょうね、やっぱり。同僚の方で手があいてる方は・・・いるわけないか。みんな同じ状況ですよねえ。)