マックが来た

マックが来ました。 PowerBookG4の12インチです。 今は学生の卒論指導と自分の論文とでばたばたなのであまり触る時間がないうえに、インストールするソフトも到着してないので、ちょっといじっただけです。 まずやったことは、 1.ターミナルで日本語を使えるようにした 2.ターミナルで使うエディタのEmacsに日本語を入力できるようにする 3.TeXをインストールした。 です。 ほんとにマックが欲しかったの?と言われてしまいそうな感じですが、僕は僕なりに満足しています。 次にしたことは、いろいろな付属ソフトをいじくってみることです。 iTunesとか、iPhotoとかです。 それから、テキストエディットっていうエディタとか、OmuniOutlinerとかいう文書入力用のツールもありました。 使ってみた感想は、「携帯並みに直感的に使える」です。 僕はもっとメカっぽいと言うか、ごちゃごちゃといじくるのが好きなので、逆にこの直感性が分かりにくかったりもするのですが、一般の人にはすごくいいと思います。 なんと言えばいいか、「適当にいじくってたら、後は執事がいいようにしてくれる」ような感じといえばよいでしょうか。 こういうマウスとかで画面上の絵(アイコン)とかボタン、ウィンドウを操作する仕組みをGUIといいますが、GUIの出来がWindowsとは雲泥の差です。 本当にマックって触る機会がないから、知らない人が多いと思いますけど、マシン買うなら今なら僕はマックをお勧めします。 この前までマックをお勧めしにくかったのは値段の問題があったからですが、今はiBookなら15万円以下で買えますし、周辺機器も普通の人が使いたいような周辺機器はまず問題なく使えます。 それで、とにかくマックを買ってきて、1時間も我慢していじっていれば、いろいろなことができるようになるんじゃないかな? 例えば、CDを入れたら、自動でiTunesが起動して、CDを読み込み、ネット上のデータベースからアルバム名と曲名をダウンロードして、CDの曲をMP3に変換してくれました。 しかもなぜか、CDの曲を再生しながらです。 CDの読取装置が2つあるのか?どこかに最初に読んだものを貯めこんであるのか、とにかく再生しながら同じドライブでMP3変換用のデータを抽出するというのは不思議な気分です。 画面上のアイコンが結構かわいらしいし、マウスをあわせるとぴこぴこ動いたりするので、 (マックっておもろいな) と調子にのってたくさんのプログラムを起動しても、全然処理が重たくなったりしないのもすごくいい点です。 僕のはまだメモリを128MBしか積んでいないのですが、特にストレスはありません。 それで、たくさん画面を開いてごちゃごちゃになってしまったら、F9ボタンを押せば、全部の画面が小さくなって並んでくれます。小さくても、だいたい何の画面かは分かるので、マウスで必要な画面をクリックすれば、その画面が一気に大きくなってまた作業を再開できます。 これ、マックでも最新の機能らしく、どこでも宣伝してますが、ほんとに便利です。 今までよくこの機能なしでパソコンいじってられたなあ、とつい感慨にふけってしまうほどです。 これ以外にも、画面を最小化したら、しゅわーと画面が下のバー(ドック)に吸い込まれていったり、クリックしたら震えて大きくなったり、ファイルを移動したらアイコンがそっちに吸い込まれたり、視覚効果がたくさんあります。なのにうっとうしくない。 Windowsだと、こういう効果は全部「うぜー」って言ってオフにしてしまう僕ですが、たぶんマックの場合はこのままで使い続けると思います。 だいたい2時間ぐらい触った感想はこんなところです。 そうそう、触る前の印象も重要かもしれませんね。 僕のはPowerBookG4の1Ghzなのですが、その銀色のボディはすごく良いです。 東芝やNECでも白いノートを出してたりしますが、デザインの出来がなぜかまったく違います。 何が違うのか良く分からないのですが、「どこまで行ってもマックはマック」としか言いようがありません。 それから、電源アダプタの形とか、電源アダプタを延長する仕組みとか、「おっ」と思わせるところがいろいろあって、電源を入れる前から、かなり楽しめました。