なにわエコ会議で話をしてきました

なにわエコ会議というのは、大阪市が市民団体と協力してつくったグループだそうです。 昨日(19日)は、会議の中のエコライフ部会が主催する「知って得する エコカフェ」というものに参加してきました。 全体のテーマは「ストップ!温暖化をデザインする」で、まず僕がこのテーマで話をして、残りの二人(積水ハウスの佐々木さんとあだーじょの岩川さん)が取り組みの紹介をするという流れでした。 天気はあいにくの雨。 昼すぎからだったので、早めに大阪駅についてご飯でも食べようかと思って、財布を見ると、ない! 移動はICOCAなので、大阪に出るまで現金ないことに気づきませんでした。 よし、今日のネタは「スローな生き方をしていれば、お金のことを忘れてられる」ってネタで行こうか。 講演の前はついついネタ探しをしてしまいます。 平日の昼間だけに、会の集客はいまいちだったものの、他の報告者と全体司会の岡さんの話がよくて、得した気分でした。 積水の佐々木さんは「今日は商品を売りにきたわけではない」とおっしゃっていましたが、三本は鳥のために、二本は蝶のためにという、「五本の樹」のコンセプトはすばらしいです。ついつい、家買うなら積水にしよう、と思ってしまいます。 また、佐々木さんのプレゼンがよかったです。 学生にはあれをぜひ見てもらいたかったです。 岩川さんの話は環境家計簿の話。 家計簿をつけるだけじゃなくて、つけてからみんなで評価会をしたり、何年か継続して公衆を受けた人がアドバイザー側にまわったりする仕組みをいれたら、みんなが楽しくやっているという話。 今の世の中、関わる人を「お客様」扱いしたら、そういう関わりかたしかしてくれない。 でも、仲間、一緒に考える人、気づいたら運営側に回っている、そんな仕組みを作れば、だんだん主体的に動く人が増えるんですよね。 みんな、おもろいことしたいやん?って感じをすごく受けました。 最後に僕の話の補足です。 習慣を変えるってすごく大事で、例えば、朝顔をお湯で洗うって人、多いと思います。 水からじゃーって流して、お湯が出るまでしばらく待つ。 で、流れる水がもったいないからつい我慢して顔を洗う。 洗い終わった頃にちょうどお湯が出てくる。 それならがんばって水で顔を洗えばいいんじゃないかな。 このとき、蛇口からボイラーまで、お湯が溜まったままになってます。 最初に捨てる水ももったいないし、配管に残るお湯ももったいない。 逆に、お風呂は、ある程度長い時間お湯を出しつづけるから、前後の無駄が大きくない。 そう考えると、台所の湯沸かしは目の前にある方が効率的なんでしょうね。 こういう細かな設計の見直しも省エネという観点からは重要になってきそうです。