中国は敦煌に世界最大級の太陽光発電システムを建設するそうだ。総事業費は約900億円で、規模は10万キロワット。 最近の原子力発電所が1基あたり100万キロを超えるので、その1割ぐらいをまかなうような計算になる。 そう考えると、結構大きいですよね。 稼動目標は5年後ということなので、今計画を発表して、わずか5年で建設が完了する。一般に原子力発電所の場合、計画を発表してから完成までだいたい25年ぐらいかかるので、これもさすが中国というところか。 建設期間も短めな気がしますね。 しかし、いくら太陽光発電が環境にいいといっても、一箇所にこれだけ大きな物を作る意味はどれぐらいあるんだろう・・・ ここから一番近い都市まで高圧線で送っても、ロスは2~3割はあるはず。 それに、砂漠の温度を考えると発電効率が低下することも考えられる。 となると、おもったよりも発電量が少なくなるかもしれない。 考えられる副作用としては、地面の日照が少なくなることと、水蒸気をあまり放射しにくくなることで草が生えてきたりするかも。。。どうかなあ。 CNET Japanの記事