欲しいものを買うと世界がよくなる仕組み

僕も多少手伝いをしていた、膳(Zen)というWebショップがオープンしました。 この事業は、いのちを大切にする仕事づくりを目指すスロービジネススクール(スロービジネスカンパニー)と、コーヒーのフェアトレードを手がけるかたわら、福岡県の赤村でスローカフェ「クリキンディ」を運営するウィンドファームのコラボレーションです。 膳の商品は、買い物をして使うことで、世界がすこしずつよくなる仕組みを持っています。 それは、使っていると環境に優しいといういわゆるエコ商品というだけではない仕組みを持っているという意味です。 商品というのは製造段階で、資源やエネルギーを使い、人手が関わるものです。 その原料がいいものであるのは当然なのですが、原料の採掘や栽培・採取の際に環境への負荷が少ないものをできるだけ使用するようにしています。 また、人手の面では、フェアトレードや、関係者がいろいろな縁でつながりのある人が関わった商品を買うようにしています。 だから、膳の商品を買うことで、膳が応援したいと思う人を消費者が応援することになります。 この行動って、自分のことだけではなく、世界のことも考えるという意味でまさにロハス(LOHAS)的な取り組みといえます。 また、この取り組みは、スロービジネススクールの仕事づくりの試みの一つでもあるので、スローライフをベースにした生活をしたいという人にとっては、すごく参考になると思います。 興味がある人はぜひショップを訪れてみてください。 そして、いいなあこれ、と思ったら買ってみてください。