大学生が環境問題アピールでパリ・ダカールラリーへ

大阪産業大学が片山右京さんと共同でパリダカに参加するらしい。片山氏がパリダカで使う約9000リットルの軽油を天ぷら油から作るBDFでまかなう。 BDFは品質管理が難しいという話なので、砂漠も走るこのラリーでどれだけのパフォーマンスを示すことが出来るのか注目される。 気になるのは、何パーセントBDFを混ぜた燃料で走るのかというのもポイントだ。日本では10%から30%程度経由に混合したものが使われるが、別に100%でもちゃんと走る。 このプロジェクトでの大阪産業大学のからみは、学生が中心になってBDFの原料となる廃油を集める点。片山氏の呼びかけで集まった70名の学生がこのプロジェクトに取り組む。 なにか面白いことをやれば、学生も結構乗ってくるようで、まだまだ捨てたものじゃない。 学生ののりが悪いという前に、学生が乗ってくるような取り組みをこちらからも仕掛けていきたい。 どんなのがいいかなあ。。。 実は今一つ面白そうなのがあるんだけど、まず学科でゴーサインが出るかが微妙。 できるだけ遊びの要素を入れながら進めていきたいんだけど、会議の中で面白くなくなってしまうかもしれないな、と思ったら、ちょっぴりやる気がしぼんでた。 でも、この話読んで、俺も負けてられんと思った次第。 追記: BDFの利用は、廃棄物(廃油)のリサイクルという点で意味があるのと同時に、軽油を使わなくてすむという意味で温暖化対策にもなる。天ぷら油などの生物由来の油は、原料が成長するときに吸収・固定した二酸化炭素を燃焼時に放出する。この期間は最大でも数10年だ。つまり、成長から燃焼までを考えると、この過程で大気中に二酸化炭素の量は、プラスマイナスゼロであると見なすことになっている。このことをカーボンニュートラルという。 大阪産業大OSUパリダカ参戦プロジェクト事務局 レボインターナショナル 毎日新聞(http://www.mainichi-msn.co.jp/science/env/news/20060715k0000m040021000c.html)